東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

Facebookへの結婚&出産報告の嵐がとまらないのは、義務感と優越感のどっち?


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スマホを見つめる女性

義務感や優越感からFacebookへ投稿してしまう謎の現象

過去にも結婚報告ラッシュの話をしましたが、それにも増してさらに結婚報告を受けるようになってきました。 毎週のように結婚報告。しかも、2,3組まとめてきたりするのでびっくりしますね。

今まで、親族や先輩の結婚式にはよく行っていたので、結婚ラッシュは何度か経験しているのですが、Facebookへの結婚報告ラッシュは今回が始めてです。 しかも、結婚報告と同時期に多発しているのが、出産報告。 おそらく、以前結婚ラッシュで結婚した人たちが、今度は出産の時期にはいったからなのでしょう。 それにしても、結婚&出産報告の嵐が止まりません。

なぜこんなに一気にくるのでしょうか。 しかも、年下の結婚報告も結構多いのでびっくり。

そもそも、なぜFacebookに報告するのでしょうか。 自分はリア充だという優越感? そういう人ももちろんいると思います。 やっぱり、祝ってほしいという気持ちは誰しもあると思うからです。

でももう一つ、義務感から報告している人もいると思うのです。 私もその一人。

そもそも、婚約報告をFacebookにあげて、そのあとで結婚報告をあげて、結婚しましたとプロフィール設定を変える人もいますが、私はそれは絶対やりたくないと思っていました。だってよく「Facebookはリア充自慢だから、正直そういう幸せ報告されてもムカつく」と言う人もいるから。 結婚したくてもできなくて、彼氏もいなくて焦っている友達だっています。 そんなセンシティブな状況の中、その子たちのことを何も考えずに気軽に結婚報告をFacebookでやるなんて、私は嫌でした。

でも、私の場合、結婚するとなると、東京から浜松にも引っ越すし、仕事も変わってしまうので、そのあたりの報告はしておきたいと思ったのです。 だから、婚約報告やプロフィール設定の変更はしませんでした。 仕事が変わる旨、引っ越しする旨、結婚する旨、それぞれを簡潔に書いてサクッと終わらせたつもりです。 それでも、尋常じゃないほどのいいねとコメントをいただき、本当にありがたい限りでした。 いままで疎遠になっていた人からもお祝いをいただき、つながりが切れていないことに安堵したりもしました。

Facebookへの結婚&出産報告は、良くない面もありますが、それ以上に良い面もあると思います。 だからこそ、みんな投稿してしまうのでしょう。

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昔と今の違いから、Facebookへの報告ラッシュが生まれる

Facebookでの報告なんて、失礼だという意見もあります。 たしかに、その通りです。 でも、逆に何も報告しないほうが失礼だということもあると思います。

昔はメールもLINEもSNSもなかったので、直接会ったり、手紙のやりとりで人とつながっていました。 その分、関わりのある人は今よりも少なかったはずです。 逆に、一人ひとりとのつながりは、今よりも強かったと思います。 だからこそ、直接ちゃんと報告したほうが良いといわれるのでしょう。

今の時代は、LINEやSNSで気軽にいろんな人と繋がれます。 全然連絡は取り合わないけど、お互いの状況はなんとなく知ってるという人も多いです。 Facebookなどは、広く浅くのつながりを可能にしてくれたので、その分、一人ひとりとのつながりは昔より弱くなっていたりもすると思います。 今だって、昔と同じように、つながりの深い人には直接会って報告しているはずです。 私も、一番仲良しな友達に、真っ先に報告してから、徐々に会った人会った人に直接報告するようになりました。

メールやLINEで報告するのは、ちょっと気が引けたというのもあります。 突然、結婚しました!と送るのは、なんだか違和感があったのです。

そこで、浜松に引っ越すまでに会えなかった人に向けて、正式にご報告という意味でFacebookに投稿しました。 深いつながりの人にはきちんと話しましたが、浅い繫がりの人にも報告が必要だと思ったのです。 浅いつながりの人の中には、連絡先を知らない人もいます。 直接メールを送れるほどの仲じゃない人もいます。 でも、Facebookなら、その他大勢に向けて発信ができるので、興味を持ってくれる人だけ知っておいてくれれば良いし、興味がなければスルーしてくれてかまわないというスタンスで気軽に報告ができるのです。 そこがFacebookの最も良いところだと思います。

昔は強いつながりだけだったけど、今は弱いつながりもあるので、昔と同じような直接のご報告に加えて、Facebookでの報告が常識となってきたのではないでしょうか。

イライラする必要も、妬む必要も、焦る必要はない

Facebookへのそういう投稿を見るたびに、結婚したいけどできない人たちはどう思ってるんだろうと思います。 イライラしている人もいるでしょう。 妬んでしまう人もいるでしょう。 焦ってしまう人もいるでしょう。

でも、投稿している人たちは、そういう気持ちにさせたいわけではないのです。 もちろん、投稿する側にも配慮はしてほしいところはありますが、かといって、こちらがダメージをおう必要もないのです。

結局は、人それぞれです。 急いで結婚したところで、離婚しては意味がありませんし、結婚できないからといって、幸せじゃないかというとそんなことは絶対にないです。

幸せのおすそ分けをしてもらっていると思って、逆にパワーをもらいましょう。 そして、自分の番が来たときには、その時の自分の気持ちを思い出しながら、周りに配慮した投稿をしてあげられるといいですね!

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