東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

実際どうなの?旅行前に知っておきたいアンコールワットの旅情報10選


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初のアンコールワット旅行

先日、4泊6日でアンコールワット遺跡に旅行に行ってきました! アンコールワット遺跡のあるシェムリアップ(Siem Reap)に行くのは初めてだったのですが、仕事が忙しく、ろくに調べもしないで現地に向かいましたが、これが結構大変で…。

シェムリアップに到着してから、いきなりホテルの無料送迎の人が見つからないというトラブルに巻き込まれるところから旅はスタート。周りにいた現地の方々や現地に住む日本人の方に助けられ、なんとかお迎えの人と出会うことができました(^_^;)

他にも、ろくに調べず行った結果、現地で初めて知ることもけっこう多く、困ってしまったこともたくさんあったので、今回は旅行前に知りたかったアンコールワットの旅情報をお伝えします!!

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事前に知っておきたいアンコールワット情報10選

1. 雨季は朝日や夕日は見れない

アンコールワットのオプションツアーを探してみると、よく「朝日鑑賞ツアー」とか「夕日鑑賞ツアー」というツアー名がでてきます。ワンコールワット遺跡から昇る朝日や、トンレサップ湖に沈む夕日など、シェムリアップでは朝日や夕日がきれいなのが売りなようです。

我々も、例に漏れずアンコールワット遺跡の朝日鑑賞ツアーと、トンレサップ湖の夕日鑑賞ツアーにそれぞれ申し込みました。私が行ったのは9月で、カンボジアの季節は完全に雨季。雨が最も多い時期に行きました。その割には、日中はまったく雨がふらず、お天気に恵まれていたのですが、朝や夕方はやっぱり天気が悪く、夜には豪雨になることが多々ありました。

朝日や夕日の時間帯は、だいたい厚い雲で空が覆われてしまい、日が地平線に沈む前に雲に隠れてしまうような状態です。その結果が上の写真です。まだきれいに見えているほうだと思いますが、アンコールワットの朝日や夕日を見たい方は、雨季ではなく、乾季に行くのをおすすめします!

2. トゥクトゥクに乗る場合はサングラス必須

カンボジアで主流の乗り物として、トゥクトゥクというバイクの後ろにリヤカーをつけたような乗り物があります。乗っていると超楽しいのでおすすめです!ゴーカートやオープンカーに乗っているような気持ちが味わえて、個人的には結構好きでした。カンボジアは暑いので、トゥクトゥクに乗るととっても気持ちが良いんです。

ただ、とにかく砂埃がひどい!

整備されていない道はもちろんのこと、国道のように整備されている道でも、トラックが横を通ったりすると廃棄もすごいし、砂埃を巻き上げながら走っていくので、とても目が開けられません…。

マスクなどもあったほうが良いですが、とにかく目を守るために、トゥクトゥクに乗る場合はサングラス必須です。

3. 道を渡るのが大変

個人的に一番大変だったのが、道を渡ることでした。もともと、横断歩道がないところを渡るのが苦手なこともありますが、シェムリアップの道を渡るのは本当に大変!

信号も横断歩道ももちろんありません。車線は明確に守られておらず、車やバイクやトゥクトゥクが混在して走っているのでけっこうカオスです。

しかも、日本のように規律が守られているわけでもなく、自分が行けるところまでとにかく進むというかんじで走ってるのでこれまたカオス。

歩行者はどうやって渡るのかというと、バイクやトゥクトゥクがひっきりなしに来る中を、我関せずという態度でゆっくりと歩いて渡ります。轢かれる!と思っても、なんとかギリギリでスピードダウンしたり、うまく避けてくれるので、怖いですがこれでうまく渡れるのです。逆に怯えて走り出したりすると、運転手が予測できなくなってより危なくなるらしく、とにかく落ち着いてただ歩いて渡れば良いそうです。

私は怖くて一人では絶対に渡れず、とにかく人にくっついて渡りました。笑

4. 車のほうがトゥクトゥクより良いわけでもない

ツアーや空港の送迎で、トゥクトゥクか専用車かどっちにするか?と聞かれることがあります。専用車のほうが、値段としては少し高いんですよね。

普通に考えると、車のほうが絶対にいいんじゃないかと思って車を選びがちですが、カンボジアの車は、20年前の日本の車と同じだと思ってください。

かなり古く、座り心地も悪く、冷房は壊れていてコントロールできない車もたくさんあります。

もちろん、トゥクトゥクだと雨はしのげないですし、砂埃もすごいので乗っていると謎の匂いも付きますが、晴れていたり、近場に観光に行く場合はトゥクトゥクのほうが安いし楽しいのでおすすめです。

世界遺産であるプレアヴィヒアのような遠くの遺跡に行く場合は絶対に車になりますが、そうじゃない場合は、車の方が必ずしも良いというわけではないとお伝えしておきます。

5. 物価はそんなに安くない

日本より物価が安いイメージのあるカンボジア。現地の人に月収いくらか聞いてみると、月2万くらいとのこと。農業や魚を釣ったりして自給自足で生きている村の人達もたくさんいるし、町で働いてる人でも月5万くらいといっていたので、日本よりも全然物価は安そうですよね。

実際、路上で食べ物を売っているお店なんかは、$1でチャーハンのような1品料理が食べられるお店もたくさんありました。ネットの記事でも、そういうお店がクローズアップされているので、私もてっきり物価は安いものだとばかり思ってました。

路上で売っているようなお店は、現地人がいくようなお店なので、たしかに物価は安いです。 ただし、衛生的に大丈夫かどうかは保証できないので、さすがに私は勇気がでずに、カンボジア料理が食べられる観光客向けのレストランに行きました。

ただし、そういうレストランの物価はほとんど日本と変わりません。もちろん物にもよりますが、ご飯系はだいたい$6〜$8くらい。ココナッツジュースやスムージーなどの飲み物も$3.5くらい。逆に、ビールなんかは$0.5〜$1と、水より安かったりします。(水は$1.5くらい)

カンボジアは水がきれいではないので、レストランでできたお水を飲んではいけません。必ず飲み物は注文し、ミネラルウォーターを飲むようにしなければいけないので、結局1人1食1000円以上はかかってしまいます。物価は安いと思っていたけど、衛生面を考えるとどうしても日本と同じくらいの価格になってしまいますね。。。

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6. ご飯に虫がはいっている

路上の屋台から買ったものは当然だと思いますが、きれいめのレストランに入っても、ご飯に虫が入っていることは多々あります。運ばれてきたときは入っていなくても、食べている間に虫がよってきて、いつのまにか飲み物の中で浮いていたりもします…。

日本でそんなことになっていたら大騒ぎだと思いますが、カンボジアではもうしょうがないですね。こればっかりは。

スプーンにもフォークにもすぐ虫が止まりますし、ご飯にまざっている黒いものはだいたい虫です。虫と言っても小さい蚊やハエのような虫なので、芋虫みたいな気持ち悪いやつではないのでまだ許容できるかなと…本当はしたくないですが…。

そんなの絶対に無理!!!という方は、超高級レストランで毎回食事するしかないですね。カンボジアで虫を避けるというのは至難の業なので、旅行をやめることも検討したほうが良いでしょう。

7. オールドマーケットは食べ物の匂いがきつい

シェムリアップの観光地として有名なオールドマーケット。所狭しとお店が並び、中にはいると迷路のようになっていて結構楽しい場所です。ただし、歩けば必ず「オネェサン、Tシャツヤスイヨ。カッテカッテ」と声をかけられ続けるので、なかなかゆっくり見られるところではないです。

そして、中は風通しがあまりよくないこともあり、独特な匂いがします。特に、食べ物が売っているあたりは本当ににおいがきついです。私の旦那はまだ耐えられていたようですが、私は本当に無理。なんとも言えない鼻をつくにおいに、その場から逃げ出したくなってしまいました。

匂いに敏感な人はご注意を。

8. ティッシュは大量に持っていくべき

シェムリアップで遺跡観光に行く場合、トイレットペーパーがないトイレがけっこうあります。そのため、ポケットティッシュは大量に持っていったほうが良いです。人によっては、周りの草木で花粉症になる人もいるでしょうし、いつもより3倍くらい多めに持っていったほうが良いと思います。

手を洗うための水も出たり出なかったりすることもあるので、できれば除菌効果のあるウェットティッシュもたくさん持っていきましょう。水もどこまできれいなのか本当にわからないですし、水で手を洗うよりも除菌効果のあるウェットティッシュのほうがきれいになるのかもしれません。

9. アンコールワットパスの有効期限に注意

アンコールワット遺跡群やロリュオス遺跡群など、シェムリアップ市街にある遺跡観光をする場合には、アンコールワットパスが必要です。

値段は、1日券が$37、3日券が$62、7日券が$72となっています。でもこのアンコールワットパス、有効期限に気をつけてください。

私は1日目にアンコールワット遺跡、4日目にロリュオス遺跡を観光する予定だったので、7日券じゃないとダメだと思っていましたが、これが間違い。

3日券は1週間のうちに3日使える券、7日券は1ヶ月のうちに7日使える券という意味だったようです。

なので、ほとんどの観光客は3日券で良いはずです!!これは先にちゃんと調べておかずに損した部分なので、皆様はご注意ください(T_T)

10. クレジットカードは意外と使えない

ガイドブックを見たり、ツアーの人に聞いたりすると「シェムリアップでもほとんどクレジットカードで大丈夫だよ」と言われます。じゃあ大丈夫かなと思い、ほとんど換金せずにクレジットカードだけ持っていたのですが、これがもう大変!!

シェムリアップでは、ガイドブックに乗っている観光客向けのレストランでもカードが使えないところも結構あり、支払うときになって焦ることが多々ありました(ちゃんと見ないとだめですね)

クレジットカードが使えるところでも、「$10以上で使える」などの制限付きのところもあります。また、移動手段であるトゥクトゥクも、カードが使えなかったりするので、現金がどんどん飛んでいきます。

しかも、カンボジアでは米ドルとリエル(カンボジアの公定通貨)が両方共使えるのですが、米ドルのほうは硬貨は使えません。なので、だいたい端数は切り捨てられてチップとして取られていきます。また、$10より大きい紙幣も逆にお釣りが用意できないので使えないと言われるので注意が必要です。

お釣りも、米ドルやリエルが混ざり合って返ってきたりするので、お金の計算はどんどん適当になっていきます。リエルしかダメだというところはあまりありませんが、リエルをうまく使わないと、無駄にお金は減っていってしまいます。

クレジットカードが使えるのは、プノンペンなどのもうちょっと栄えた都市なんでしょうね。とりあえず、遺跡系ではクレジットカードはほとんど使えないと思ってください。

ちなみに、何かあったらクレジットカードのキャッシングでなんとかしようと思っていたのですが、楽天カードでキャッシングをしようとしても失敗してお金をおろせませんでした。。。5種類以上のATMで試しましたが、うまく行かず。楽天カード、海外では弱いんですかね。ショック。海外に行くときは、必ず2種類以上のカードを持ち歩くことをおすすめします。

遺跡観光は本当に楽しい

いろいろ大変なことはありましたが、アンコールワット旅行、とっても楽しかったです。遺跡めぐりは初めてでしたが、インディージョーンズの世界に入り込んだみたいで、とっても楽しい!!!

見捨てられた都市、廃れた廃墟、自然の力に飲み込まれていく遺跡。

ロマンですなぁ。。。

雨季は雨も多くて大変ですが、雨季だからこその良さもたくさんありました。緑が一番きれいなのも、この時期だそうです。

なんの知識もないままの旅行でしたが、現地でガイドさんにたくさん歴史を教えてもらいました。ガイドさんいないと、本当になんにもわからないし、つまらないですね、これ。ガイドさん必須です!!

ガイドを頼まないで歩いていると、遺跡にいる人が親切に案内してくれたりもしますが、だいたいチップを要求してくるので注意が必要です。必ず、事前に信頼できるガイドさんを雇って遺跡観光をするようにしてくださいね。

ではでは、この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです(^ ^)

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