東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

家を買うときの選び方【こだわり編】


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自分のこだわりから家の種類を選ぼう

前回はマンションか戸建かの考え方について書きました。今回は、自分がどこまでこだわりを持っているかで家のタイプを考えてみようかと思います。マンションや戸建に限定せず、自分のこだわりがどこにあるのかを考えることが重要です。

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以前の記事でも載せましたが、家の種類はこんなかんじに別れます。今回は、一番下の部分について、こだわりごとにどれを選ぶべきかをまとめてみました。

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重視するポイントは何か

家を買うときの選び方として、重視するポイントを確認しておくことが重要です。誰しもこだわるポイントや大事にしたい点などあると思いますので、それを明確にした上でどんな家を買うべきかを絞り込んで行きましょう。

間取りにこだわりがある人は、注文住宅かリノベーション

家の動線はとても大事です。忙しい共働きのご家庭など、動線が悪いことが致命的になる人たちもいるでしょう。日々住んでいる家で動線が悪い、とにかくスムーズに家事や身支度をできる家がいい!と思ってる方には、自由度の高い注文住宅か中古のリノベーションがおすすめです。

動線などの効率的なところ以外にも、壁を少なくして開放的な空間にしたいという人も、注文住宅やリノベーションがおすすめです。

注文住宅は新築ですが、リノベーションの場合は中古物件になります。新築中古にこだわりがなかったり、そこまで多くの要望がない場合には、リノベーションのほうがコスパが良いです。

ただし、リノベーションの場合は元の物件の構造上の問題で、お風呂場の位置を変えられなかったり、壁をぶちぬけなかったりもするので、自分たちの要望とうまくフィットすればというところですね。

一方で、完全に自由にできるのが注文住宅。リノベーションで要望が通らないけどコストをかけてでもあきらめられないという場合は、ぜひ注文住宅を検討してみてください。やり方によっては、価格もおさえられるはずです。

新築であればなんでもいい人は、マンションか分譲住宅

間取りなど、中の構造に強いこだわりもなく、とにかく誰も住んでいない新しい家に住みたい!という人は、マンションか分譲住宅になります。

注文住宅の場合は、一から全部自分たちで決めなければいけないですし、強い要望がない場合はその工程はただただめんどくさいだけです。 壁紙の色とか、そのくらいは変えられることもあるので、新築できれいなところに住みたいというのが一番の要望の場合は、マンションか分譲住宅がおすすめです。

どちらが良いかというのは、ぜひ前回の記事をご参照ください。

locallife.hatenablog.jp

初期コストを安くおさめたい人はマンションか戸建の中古

家はほしいけど、そこまで高額のローンは組めないという人は、中古のマンションや戸建を狙いましょう。

マンションの場合は土地代も建物代に込みとなってますし、戸建よりは中の広さが狭くなる関係もあり、見た目で比較すると価格は戸建よりも安いです。 加えて立地が超良いことも多く、共働きにはうってつけ。ただ、管理会社がしっかりしているかはちゃんと確認をしておきましょう。

一方、中古の戸建の場合は、前に住んでいた人がなぜ手放したのかなどをよく調べておく必要があります。特に、築浅の場合は戸建を買っておいて引っ越すなんてよっぽどの理由があるはずです。むやみに飛びつかず、なぜ売られているか?なぜこの価格なのか?を調べましょう。

耐震など家の強度を重視する人はマンションか戸建の新築

最近震災が多く、地震や台風の被害も心配ですよね。とにかく安心して住めるように家の強度を重視したい!という場合は、マンションや新築の戸建がおすすめです。

一概には言えませんが、マンションと戸建では比較的マンションのほうが強度は高いです。アパートなどは木造のものも多く強度は少し心配ですが、鉄筋コンクリートのマンションであれば、強度は十分でしょう。中古のマンションの場合は、ちゃんとメンテナンスされているかはしっかりみてくださいね。

戸建の中古は、いくら強度は大丈夫なはずといっても、どのメーカーで建てたのかや、どんなメンテナンスをしてきたかという情報がないことがほとんどです。信用できるハウスメーカーが建てても、暮らし方が悪かったりメンテナンスを怠っていれば、柱がボロボロ、床が腐ってるなんてこともあるかもしれません。その点新築であれば、自分の目や耳でしっかり情報を集め、信頼できるハウスメーカーに建ててもらいつつ、メンテナンスの計画も一緒に考えていくことができます。特に最近は地震に強い!耐震実験を何回もやってる!というアピールをしているところもありますので、一度そういうところの話を聞いてみたほうが良いでしょう。

価値観のすり合わせも大事

生涯自分一人で済むだけの家であれば、自分の価値観さえ明確になれば問題ありません。一方で、夫婦で住む人、子供がいる人、親と同居する人など、自分以外の誰かと一緒に住む場合はその人たちの価値観も確認し、要望をすり合わせることが大事です。

家は人生で一番といっていいほど高い買い物です。一番長く住む場所でもあるので、せっかくなら住む人全員が幸せになれる理想の家を買いたいですよね。

ぜひ独りよがりな要望だけを優先するのではなく、住む人みんなで一緒に考えていってくださいね。