東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

京都にも負けてない!浜松の龍潭寺が最高の癒やしスポットだった

2017年の大河ドラマ「女城主 井伊直虎」のゆかりの地、龍潭寺

来年の大河ドラマは「井伊直虎」だそうですね。 井伊直虎は、名前からは想像できませんが、女性の領主様です。 ドラマでは、柴咲コウが演じるそうですね。楽しみ!

そんな来年の大河ドラマの舞台は、浜松

これを機に、ぜひ浜松をアピールして、たくさんの観光客に浜松の良さを知って欲しいですね。 といっても、私も浜松歴は浅いので、井伊直虎の舞台になるようなところにはいったことがありませんでした。

そこで、この間ずっと気になっていた龍潭寺というお寺に行ってきたので、今回はその紹介をしようと思います!

浜松の観光地を調べたり、浜松出身の人におすすめスポットを聞くと、必ず名前があがるのが龍潭寺です。 お庭がきれいなお寺とのことですが、どれほどのものなのか、実際に見てきた写真といっしょにご紹介します。

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夏空の下、懐かしい気分を味わえる龍潭寺

拝観料は大人1人500円。 建物の中はそんなに広くはないのですが、時間の流れがゆっくりになっているように感じるせいか、1時間くらいかけてのんびりと楽しむことができました!

年季の入った木の重みを感じつつ、暑い夏の青空の下、気持ちの良い風が吹き抜けるだけで、忙しい日常から逃避することができます。 写真は、鶯張りの廊下といって、あるくと音がなるので、その音も感じつつゆっくり歩くのがおすすめです。

内装もとっても立派です。広い空間をうまくいかしつつ、綺麗に配置してあり、手入れもきちんとしてあるかんじがしました。

開け放してあるお寺の中からは、入ってすぐに綺麗なお庭が見えます。 こんなに素敵で心惹かれるのですが、これはまだまだメインのお庭ではないそうです。

ゆっくりのんびりと龍潭寺を進んでいると、徐々にメインのお庭が見えてきます。 写真の上の方に背の高い木々が写っていると思いますが、真っ青な空のコントラストと風になびくその様がとっても素敵で、トトロの世界観を思い出してしまいます。 私は龍潭寺の中で、ここからの景色が市場好きでした!

そして、こちらがメインのお庭です!! iPhoneでとった写真だけではまったく伝わらないのが残念すぎますが、実際に行ってみるととっても和みます。 決して派手ではないですが、とっても落ち着くお庭です。

お庭は、ぼーっと眺められるように、縁側に長座布団がひいてあって、そこに座ってお庭を眺められるようになっています。 まだまだ暑さの残る夏の日、青い空と濃い緑がまぶしく、風が吹きぬけるのを感じながらぼーっと眺めるきれいなお庭。 最高すぎでした。

みなさんも、ぜひ一度行ってみることをおすすめします!! 京都のお寺が好きだという人は、絶対龍潭寺も好きなはずです!

日々の忙しさから離れるためには、自然を感じるのが一番いい

お寺のお庭なんか見て満足するなんて、年寄りかと言われそうな気もしますが、日常生活でスマホやパソコンをいじっていたり、膨大な情報を処理している現代人にとって、こういう時間がゆっくり流れるような空間というのはとっても癒やしになります。

ストレスが溜まっていたりして、自分では気づかないうちに身体に力が入っていたり、呼吸が浅くなっていたりすると思います。そんな人も、こういうゆっくりと時間が流れる場所では、きっと深呼吸をしたり、何も考えないで風をかんじたりすることで、自然と体の力が抜けてリフレッシュができることでしょう。

浜松は観光地としてはあまり有名ではありませんが、実は地元の人しか知らないような素晴らしい観光地がたくさんあります。 来年の大河ドラマをきっかけに、ぜひ浜松に遊びに来てくれる人が増えるとうれしいですね!

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東京にも負けないくらい、浜松では花火大会が多すぎる!

花火

夏はお祭り大好きな浜松人にとっては最高の時期

浜松に来てからよく浜松の人の特徴として耳にするのは「浜松人はお祭り好き」という言葉。 東京と違って普段なかなか刺激がないせいかもしれませんが、浜松の人は本当にお祭りが大好きなんです。

2015年にゆるキャラグランプリ1位だった浜松のゆるキャラ「家康くん」のプロフィールにも、浜松人の証として「『まつり』と聞くと血が騒ぐ」と書いてありますね。 お祭りはみんな大好きだとは思いますが、浜松は特にお祭り系のイベントが大好きなようです。 www.ieyasu-kun.jp

お祭りといえば夏!
夏のお祭りといえば花火大会!

そんな浜松では、毎週が花火大会!いつもどこかで花火があがってます。 今回は、東京と浜松の花火大会の違いを簡単にまとめたいと思います!

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浜松の花火大会は、狭い範囲でたくさん開催される

東京でも花火大会は多いですが、意外と広範囲だったりします。 みなとみらいだったり、隅田川だったり、江ノ島だったり。 あとは、各遊園地でも花火をあげたりしていますよね。

浜松では、逆に近距離でものすごい数の花火大会があります。 距離でいうと、新宿と渋谷の間で何箇所も同時に花火をあげているようなものです。 隅田川の花火大会のように、ある場所から複数の花火が見れたりするかんじです。

遠くても、新宿と品川の距離くらいでしょうか? それほど小さな地域なのに、花火大会がすごく多いのは本当にびっくりします。

なぜそんなに花火大会が多いかというと、自治体?が自主的に花火大会を開催しているからではないでしょうか。

私の住んでいる地区でも、◯◯花火大会というような、地区ごとの花火大会がありました。 屋台も出ていましたが、1200食の焼きそばが完売したとのことなので、おそらく2000人くらいいたのでしょう。 地元の小さな地区での花火大会で、それだけの人が集まることに本当に驚きました。

実際、地元であげるほどの小さな花火大会なので、逆に真上で花火があがり、都会で見る花火よりよっぽど大きくて臨場感あふれる花火でした。 花火の灰が降ってくるくらい真上なんて、今までで一番近いかもしれないです。

先週末、おそらく浜松で最も大きい花火大会が開催されました。 その日の花火大会は、私の知る限りでも3箇所同時。 こんな至近距離で3箇所もあるなんて、東京じゃ考えられないですね。

hanabi.walkerplus.com

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東京と浜松の花火大会違い

東京の私の地元にも、もちろん自治体が開催するお祭りはありました。 地元でのお祭りは、広場の真ん中に櫓があり、そのまわりでみんなが盆踊りをしていて、一晩中東京音頭が流れるようなお祭りでした。 浜松でのお祭りには屋台はありますが櫓はなく、盆踊りとかではなくビンゴ大会などで子どもたちが楽しんでいました。

他の違いとしては、花火のあげ方でしょうか。

東京では、というか、花火を上げる数が多いような花火大会では、8時にスタートといったら、8時ジャストにまとめて何発も同時に打ち上がるイメージですよね。 音楽が流れつつ、ひたすら一気に花火があがる。

まだよくわかっていないのですが、浜松ではなぜか8時スタートと書いてあっても、7時半くらいから3分に1回くらいのペースで一発ずつ上げ始めます。 そして、時間になると、1発ずつ連続して順番にあげていきます。 基本的に、同時にはあげません。 個人的に打ち上げ花火をあげて楽しんでいるようなペースであがります。 音楽もありません。

それでも、花火自体は大きいし、東京のように人でごみごみしすぎていないし、帰りも家まで近かったりするので、東京よりも満足感は高かったりします。

もちろん、今年の花火をすべて見たわけではないですし、まだ夏を経験し始めたばかりなので、実は違った!ということもあるかもしれませんが、今回はこれが、東京から浜松に引っ越してきたはじめての夏の印象です。

お祭り好きな浜松の秋や冬はどうなるのか、夏も楽しみつつ、四季折々のイベントを心待ちにしたいと思います!

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40代〜50代がメイン!?都会と地方の違いを一番感じるのは、平均年齢だった!

仲の良い年寄り夫婦

仕事でもプライベートでも、メインになるのは40代〜50代

浜松に来て、だいぶ時間がたちました。

仕事でも、会社全体の話をされる機会も増えてきたのですが、そこで問題となっているのが社員の平均年齢の高さ! ある部署の社員一覧を見せてもらったのですが、だいたいが40代〜50代。 一番若くて38歳だったのには驚きました。

ITベンチャーで働いていたときは、最年長が35歳でした。 社長も20代だし、若い人も毎年社員の1割くらいとるから、平均年齢は28歳とすごく若い会社でした。

それを経験しているからこそ、40代〜50代がメインというのは本当にびっくり。

会社だけならまだしも、最近趣味であるグループに所属することにしたのですが、そちらもだいたい50代がメインのようで。 最近若返りを目標としていると聞きましたが、自分と同じ年代の人は本当にいないなと感じました。

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若い人はどんどん東京にとられていく

東京出身の私が言うのもなんですが、若い人はどんどん東京にとられていくそうです。

日本全体でも、若者が足りないという話はよくでますが、地方では言わずもがな。 どこにいっても年齢をきかれ、20代だと伝えると驚かれ、喜ばれる。そんな世界です。

そもそも出生率は低いのかもしれませんが、東京と違って待機児童も少ないし、家賃も安い。 子育てをするにも良い環境だなと感じています。

ただ、遊ぶ場所がない。

東京だったら、「買い物をする」といっても、渋谷に行くか、新宿にいくか、お台場にいくかでだいぶ違う楽しさがあると思います。 でも浜松は、買い物といったらイオンモールくらい。

私は大学でいろいろ遊びまわったので、もうそんなに娯楽がなくても一人で家でも楽しんでいられるなと思いますが、 やっぱりこういう環境は、若い人にとってはつまらないだろうなとも思います。

それこそ、周りにおばさんとか年寄りばっかりいる環境よりも、かっこいい若者がいるような東京のほうが魅力的なのはしょうがないかなとも思います。

地方ならではの良いところもある

地方に来て、年齢以外に違いを感じるところは、人口密度でしょうか。。。 最近出張で東京に帰ることも多いのですが、やっぱり人がごみごみしていてつらいです。 その点、地方は人口密度が少なくていいです。

でも、実は東京といっても、23区外は以外と田舎だったりもします。 人口密度も高くないし、お年寄りも意外と多いです。

でも、ちょっと電車にのれば、新宿やお台場なんかにでかけられちゃいます。 平均年齢が地方よりも高くなりきらないのは、やっぱり気軽に楽しいところにあそびにいけるからなのかもしれません。

そう考えると、やっぱり東京のほうが良いんじゃないかとも思います。 でも、浜松にもやっぱりいいところはあると思うんです。

言葉ではうまく伝えられませんが、住めば都という言葉通り、それぞれいいところもあるんです。

最近、イケダハヤトさんの言葉に感化されて地方に住んだけど失敗したという記事も見たりしましたが、 浜松はそこまで田舎じゃないから田舎暮らしをするにはちょうどいいとお伝えしたいです。 結局は、適材適所で、どのレベルの暮らしをしたいかということだけだと思います。

若い人も、浜松の良さを知って、ぜひ浜松の平均年齢をあげてほしいものです。

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デジタルネイティブ世代には当たり前なのに?いつまでも昔のやり方から脱却できない企業の謎

書類の山

世の中にあるワクワクするようなツールを使っている企業はごく一部でしかない

学生時代には、情報工学科の大学院で最先端の研究をいろいろ見てきました。 MRだったり、ドローンだったり、最近やっと世の中に広まりはじめたような技術も、当たり前のように体験できる環境で育ちました。

そのまま新卒でITベンチャーに入社したこともあり、仕事においても、当たり前のように海外で流行り始めたようなITサービスをどんどん利用していく風土で育ってきました。

もう昔とは違うんだし、日常も仕事も、Webサービスやアプリなんてあたりまえ。メールなんかじゃコミュニケーションも取りづらいし、やりとりは基本チャットでやる。 会議だって30分が基本で、資料もその場でパソコンのデータをディスプレイに表示しておわり。 データ自体は社内サーバにはいっているからいつでも見れるし、重要なことは社内Wikiに記載して検索でヒットするようにもしている。

そんな働き方が当たり前だったし、世の中だってだんだんそうなっているだと思っていた。 だって、昔のように紙でやりとりするよりも遥かに便利だし、紙とかの管理もいらないし、何よりスピード感がぜんぜん違うから。

それなのに、最近地方の会社に転職して、世の中的にはまだまだそんな時代は夢のまた夢なんだということを知りました。 そこに広がる光景は、「30年前の仕事のやり方」をイメージした通りでした。

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地方の大企業は、未だに過去のやり方のまま生きている

転職してまずはじめに驚いたのは、紙が多いということ。 あらゆるものが紙媒体でやり取りされていました。

どこかに提出しなきゃいけないようなきっちりした書類じゃなくても、申請されてくるものは紙、紙、紙。 そこに毎回承認という意味で印鑑を押す。 これが本当にびっくりしました。

印鑑なんて、正式な書類に正式な証として押すものという認識だったので、「見たよ」とか「OK!」くらいのノリで使っていることに驚きました。 そんなの、メッセージでやりとりすればいいし、なんだったらDBを作ってその中にどんどん登録していけばいいようなものばかり。 それなのに、なぜかひたすら紙でやりとりをしている。

しかも、パソコンはデスクトップなので、持ち運びができない。 当然資料は人数分印刷。会議にはノートを持って行き、そこにメモって後日議事録をメッセージで共有することが当たり前になっています。 会議なんて、パソコンをもっていって、その場で議事録なり共有なりすればいいのに、なぜかこんなにもアナログ。

紙だけじゃありません。

よく大手では「いろんな部署の承認が必要」と聞きますが、それも噂通りでした。 あっちの部署の課長とこっちの部署の課長に連絡して、課長経由で作業指示してもらわないと動いてくれないとか、 なんだそのスピード感といったかんじです。

必要なことだから、上司にはこういうふうにしていきますという進捗報告はしますが、それ以外は基本的に現場の社員同士で判断して動くのが普通だったので、そんな上から言われなきゃやらないという文化にも驚くばかりです。

いろんな部署を巻き込んでやるというのも、結局は責任の所在を自分のところに置きたくないからなのではないでしょうか。 だから、確認する部署を広げて、みんなで「大丈夫だよね」と確認したい。 何かあっても、これだけの人たちでみんなで確認したんだから、しょうがないし私だけの責任じゃないと思いたい。 そんなかんじがします。 話をしていても、責任から逃れようとする言い回しがそこかしこに見受けられるので、ちょっと悲しい気持ちになります。

私も、責任はとりたくないです。 でも、自分が責任をとるくらいの気持ちでいなきゃ、仕事なんてまわせないです。 大失敗はしちゃいけないけど、仕事だって失敗はしていいんです。 だからこそ、責任をひとりで取りに行く気概で仕事をするものだと思います。

ワークライフバランスを保ちたいのであれば、今時のツールを使えばいい

最近良く話題にでるワークライフバランスですが、30年前の仕事のやり方から変わっていないような企業には、絶対に実現できないと感じています。

在宅ワークだって、クラウドソーシングだって、最近は当たり前になってきています。 今の時代、そんなのは気軽にできるはずなんです。 だって、あらゆるものがインターネットにつながっているので、ネット環境さえあれば遠隔地でも仕事ができるはずなんです。

IoTという言葉も広まりつつある今、今までネットに繋がっていなかった物もネットに繋がり始めているんですから、今までよりさらにネットを介して仕事ができるようになっていくはずなんです。

しかも、今の時代は無料ですぐに使える便利なツールがたくさんあります。 そういうものを利用するからこそ、効率化がはかれて、残業をしないで帰れるようになるのではないでしょうか。 たとえ仕事量が減らないとしても、家で作業するとか、帰りの電車で作業するとかもできる時代です。 ちょっとでも楽になるのなら、そういうツールを使う必要があるし、使ったほうが絶対に便利です。

もちろん、企業としてのセキュリティ対策が〜とか、年配の方がついていけないから〜とか、理由はいろいろあると思います。 でも、いつかは昔のやり方を脱却しないと、世の中から取り残されてしまうだけです。

デジタルネイティブ世代が就職して主力になる前に、変化を怖がらずに新しいやり方を取り入れていくしかないですね。

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静岡のテレビ番組数が予想以上に少なかった件について

テレビを見る

第一印象は「静岡は思ったより田舎じゃない」だった

浜松に住むことが決まってから、ちょくちょく浜松に来るようになりました。 ちょっと観光してみたり、家を探すときに街中を車で散策したり、駅前の飲み屋にいったりもして、住む前にちょっとずつ浜松を経験していました。 その時に感じた印象は、「思ってたより田舎じゃない」でした。

東京にいたころはよく地方から若者がいなくなるだとか、地方復興が必要だとか、「地方=田舎」という雰囲気がただよっていたのですが、実際にきてみるとそこまで田舎じゃないという印象です。さすが政令都市ということでしょうか。東京といっても私の生まれは23区外なので、実家に近い雰囲気を感じました。そこまで田舎じゃない、東京の23区外も似たようなかんじだ、それが第一印象でした。

なのに、今はちょっと田舎なのかもと思ってます。その原因はずばり「テレビの番組数」です。

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住んでから発覚する、静岡のテレビ番組数問題

引っ越してから一週間程は片付けをしたり、浜松に慣れたりするために仕事をせずに家にいることにしたのですが、如何せん暇でした。もちろん家の周りを探検したりもするのですが、一日中外にでているわけにもいかないので、暇つぶしに家でテレビを見ることにしました。 もともとビデオっ子だったのもあり、好きなテレビ番組は片っ端から録画して、ゆっくり見るのが好きでした。映画やバラエティ、アニメ等、見ている番組はいろいろありました。静岡に来てからも、当然のごとくテレビを録画することにしていたのですが、2,3日してようやく気付きました。

番組数少なっ!!!

東京以外でちゃんとテレビを見たことがなかったし、最近のテレビについてる番組表は見ずにチャンネルをひたすらまわす派だったので、最初は全然気づきませんでした。片付けが一段落して、いつも見ていた番組をちゃんと予約しようとして、やっと気づいたのです。地方だと一部放送されていない番組があるというのは知っていましたが、予想以上にいつも見ている番組がやっていない。そこで番組表をみて気付きました。

地デジの番組数は、6チャンネルしかなかったのです。

  • NHK総合1・静岡
  • NHK Eテレ1静岡
  • SBS1
  • テレビ静岡
  • Daiichi-TV1
  • 静岡朝日テレビ1

見てわかる通り、ほぼ「静岡」という名前がついています。これは、チャンネル数がすくない上に、静岡に関連する番組が多いということです!

内容のほとんどが、びっくりするほど静岡について

番組数が少ないのはわかりましたが、それでも、東京にいたときだって見ているテレビなんてフジテレビとか日テレとか朝日テレビとか、一部の限られた局だけだったので最初はそんなに問題ないかなと思っていました。でも、問題なのは番組数が少ないだけじゃなくて、内容も静岡ばかりだということです。

ニュースはもちろん静岡県内の話題がメイン。事件や話題のお店の紹介も、静岡県の内容。ゴールデンタイム以外の時間にやっているちょっとした情報番組やバラエティ番組も、ローカルのものが多いです。幸い、朝のニュースは全国の内容がやっていたりもするのですが、基本的には静岡の話題がメインな静岡のテレビ。最初に感じたのは、世の中の話題においていかれるという危機感でした。

もちろん、静岡に住むからには、静岡の情報に詳しくなれそうなので、それはそれでいいなとも思います。その半面、全国の話題には疎くなりそうだという思いが拭えません。一週間くらい海外に旅行に行って、帰ってきたら日本のニュースについていけなくなるあの感覚があります。最近はネットやアプリでニュースをチェックすることができるので、主体的にキャッチアップすれば問題ないかもしれませんが、受動的に情報がはいってこないのもちょっと危ういものを感じます。

ネットで調べたところ、やはり静岡は番組数が少ないので、BSを契約しないとつらいとのこと。特にアニメ好きには、地獄のごとくアニメが映らないそうなので、HuluやNetflix等の契約も考えるレベルです。

地方に住むほど、情報のキャッチアップは主体的に

ベンチャーに勤めていた時は、毎日のように最新の技術ニュースをキャッチアップしなくてはいけない環境だったのですが、地方に住む人も、同じくらい毎日いろんな情報をキャッチアップしていかなければ世の中においていかれると感じました。 自分の住んでいる県の情報はもちろんのこと、東京で何が起こっているのか、日本中で何が話題になっているのか、世界と日本の現状はどうなのか、本当にいろんなことに興味を持って行かないと、東京の人たちと同じレベルで仕事ができないのではないかと思います。

東京に住んでいれば、否が応でも最新の情報は入ってきます。でも地方だと、自分で情報をキャッチアップするしかないのです。受動的に情報をキャッチアップできるテレビがあてにならないからこそ、ちゃんとネットで調べるなり、ニュースアプリを駆使するなりしていかなければいけないと思います。とはいえ、毎日ニュースばかり調べ続けるのも大変なので、私もうまく仕組み化していこうと思います。

それにしても、東京では東京に関することばかりやっているわけではないのに、静岡では静岡に関することばかりやっているというのは、まだまだ慣れないです。静岡の人は、きっと静岡が大好きなのですね。

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