東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

結婚1周年記念!1年間で学んだ結婚生活のコツ

プレゼントとワイン

入籍してから一年の節目

去年入籍してから、ちょうど1年が経ちました。 新婚なんて、ラブラブで今が一番楽しいときでしょなんて周りからはよく言われましたが、入籍するまでに5年以上付き合っていたので、良いのか悪いのか、いわゆるな新婚生活ではなかったですね。笑

新婚生活は最初の3ヶ月まではラブラブで、あとは冷え切った関係が続くという話も聞くので、そうならないだけ良かったのかもしれません。

それでも、この一年でいろいろありました。

  • 見知らぬ土地への引越し
  • 転職
  • 改姓の違和感
  • 結婚式の準備
  • 旦那のご家族との付き合い

大きいことだけあげても、これだけいろんな変化がありました。

改めて、そんな変化がある中で、どうやってうまく新婚生活を続けてきたのか、一年を振り返ってみたいと思います。

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大事なのは余裕があるかどうか

入籍してすぐは、見知らぬ土地への引越し&転職&改姓ということで、不安ばかりで毎日メソメソしてました。 このときは、基本的には旦那が私をなだめ、なんとか寂しさに耐えている弱い時期でした。

でも、人間はやはり慣れる生き物ですね。不思議なことに、3ヶ月もするとだんだん新しい環境にも慣れてきて、余裕が生まれてきました。

その後、徐々に結婚式の準備を始めましたが、これがまた大変! 結婚式は東京であげようとしていたので、打ち合わせのたびに新幹線での往復。 交通費も高いし、毎回泊りがけになるので何度も行けない。 結局、できる限り詰め込んだスケジュールでの準備が必要となりました。

結婚式は自分たちのものだけじゃなく、両家の考えの違いなどもあっていろいろと揉めたりもします。それだけでもストレスなのに、平気で100万200万と準備を進めれば進めるほど高額な費用がかかってきたりもして、精神的にかなり削られました。

このあたりが一番最悪でしたね。笑

喧嘩もするし、イライラするし、ストレスも半端ない。 結婚式の準備以外にも、仕事も家事もとやることがたくさんあり、もういっぱいいっぱいでした。

正直このときは、相手のことを思いやる余裕はなかったですね。なんでやってくれないの?なんで私ばっかりやってるの?そんな考えになってました。 そうすると、やはり相手にも伝わるのか、相手も疲弊していく。 悪循環ですね。

そして、なんだかんだ結婚式が終わり、その後またゆとりが生まれました。このときは、特に問題はなし。

最近問題があったのは、私が資格の試験を受けていたときです。仕事も家事もしながら資格の勉強をしなければならず、勉強以外のことはいろいろと最低限のことしかやっていなかったのですが、あとあと旦那に聞いてみると、それが実はちょっと嫌だなと思っていたそう。こちらとしても、こっちは勉強でがんばっているんだからもうちょっとフォローしてくれてもと思ってしまったりもしました。

そして無事資格も合格して今に至るのですが、最近は残業が多い旦那のフォローの意味も込めて、家事全般はほとんど私でやるようになってます。 また私が何かを始めたらそのバランスは変わるのかもしれないですが、やっぱり余裕があるときは相手のことを考えて、何かしてあげようと思ったりもしますよね。

そういう余裕があると、自然と喧嘩はなくなります。 一年通してみても、あまり良くない状態のときはだいたい余裕がないときです。 余裕があることで、初めて相手のことを考えて、共同生活がうまくいくんだろうなと実感しています。

ある程度の自由は必要

いろんな夫婦の話も聞いたりしますが、うちは意外と自由度も高いのかなという感じもします。

例えば、うちにお小遣い制度はありません。自己責任で自由に使って良しとしています。ただし、一万円以上の買い物をする場合は、いつの間にかお互い事前に相談したりする習慣がついてたりもします。ここはどちらからともなく始まったことなので、単純におもいやりでやってるだけです。

友達と遊んだり、旅行にいったりするのも自由です。私も旦那も、一緒にどこかにいくこともありますが、それぞれの友達と別々に遊ぶことも多いです。 あらかじめお互いのカレンダーを共有しているので、明日はいないよとか連絡しなくてもお互いのスケジュールが把握できたりもします。

かといって、お互い全く干渉しないかというとそうでもなく、どこか行きたいところがあれば一緒に行ったり、食材の買い出しにスーパーに行くのも毎回一緒にいったりしています。

付かず離れずな感じですね。 旦那の親族の方からも、結婚の際にお手紙をいただき、お互い自分の時間を持つことが大事とのお言葉がありました。 本当に、その通りだと思います。

もう恋人でもないし、これからも一緒に生活していく家族なので、余裕を持って、自由に生きていける環境を作っていく必要がありますね。

この一年は問題ありませんでしたが、またそのうち子供を産む時とかにはまた喧嘩もするしイライラもするのでしょう。笑

また少しずつ、折り合いのつけかたを勉強していこうと思います。

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資格は何のために取るの?資格をもっていたほうが良い理由とは

教室の風景

祝!簿記2級合格!

先週、簿記2級の資格試験があったのですが、見事合格しました! いやー、うれしい!!

何がうれしいって、もう簿記の勉強をしなくていいところですよね笑

今回の簿記は、正直言って業務にはまるで関係がなく、会社として資格の取得を推奨してるから受けただけだったりします。受けたところで昇給するわけでもないのですが、会社としては毎年なにか資格を取得することを推奨してるので受けなきゃいけない雰囲気があったりしたので受けた感じです。

そもそも何でそんなにやる気がないかというと、個人的に資格を取る必要性をあんまり感じていないせいでもあります。

もともと、大学で情報工学を専攻していた関係もあり、応用情報処理技術者の資格をもっているのですが、これがほとんど使えない。 就職や転職で使えることがあるというからとりあえずとったくらいな感じなのですが、ITベンチャーでエンジニアをしていたときには、何にも役にたちませんでしたね。

www.jitec.ipa.go.jp 一応、国家試験なんですけどね。

資格をもってるから就活が有利だったわけでも、業務で活用できたわけでもなく、いわゆる学問的な知識が身につくだけで、実用的ではない資格なのです。 だからこそ、ベンチャーにいたときは資格を取れなんて一言も言われませんでしたし、資格の勉強するくらいなら業務で使える最新知識を身につけろというかんじでした。 私も、そのほうがより仕事で活躍しやすくなるのではと思っています。

ただ、浜松に転職したときには、意外とこの資格が目をひいたらしく、いろんな人からすごい!と言われました。 正直、情報工学科出身の人なら2週間くらい勉強すれば受かるレベルでなにもすごくはないのですが、地方の企業ではまだ資格をもっているということはある程度ステータスのようです。

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なぜ資格をとる必要があるのか?

資格だけとっても、日常生活でなにも役にたちません。 本当に業務で活かすために資格をとるのであれば、なぜそうなるのかという細かい部分まで突き詰めて理解していく必要があります。 今回は業務でも使わないし、直近で必要性を感じていなかったので、私は「合格するための勉強」をしました。

よく「成績がいい人=仕事ができる人」ではないとか、「成績がいい人=地頭が良い人」ではないとかいいますよね。 学校や資格の試験の勉強方法と、勉強している内容を活用できるようになる勉強方法は、全然違います。

業務で使うような人は、その資格の本質を理解しなければいけませんが、私のようにとりあえず受かることが目標の人は、合格するための勉強をすればいいのです。

そんなやり方でも受かってしまうのだから、なぜ資格をとる必要があるのか、疑問に思うのも無理ないですよね。だって、資格をもっているからといって、その分野に精通しているわけでもないのですから。

ただ、最近ある人から聞いた話で、納得したことがあります。

”資格をもっていることで、自分の能力を証明することができる”

資格をもっていない場合、どんなにその分野に精通した優秀な人でも、わかりやすい業績などがない限りは本当に優秀な人かは一緒に仕事をしないとわかりませんよね。でも、資格があることで、最低限そのレベルまでの知識はあるという証明になるのです。 資格は、いわばひとつの業績となるのです。

地方の企業や大手企業だけかもしれませんが、未だに資格の取得状況にこだわるのも、そのためかもしれません。

大人だからこそ!資格を勉強するメリット

資格によっては、もっていないと業務ができないというものもあります。 そういうものはもちろん取るメリットはありますが、そうではない資格(業務に必須ではない資格)のメリットとは何でしょうか?

先程述べた「能力の証明」という理由以外にも、もうひとつ、資格の勉強をすることにはメリットがあります。

それは、脳のトレーニングです。

大人になると、何かを暗記したり、体系的に学んだりということがほとんどなくなりますよね。 学校では当たり前に使っていた脳のある部分が、社会人になると全く使わなくなったりします。 そうすると、記憶力だったり、思考力だったり、いろんな能力がだんだんと衰えてくるのです。

学校で勉強したときに使っていた脳を再び活性化させるためにも、資格の勉強は有効だったりします。 日常では暗記をする機会がなくても、資格の勉強をすれば必然的に暗記を強いられることになるからです。

もちろん勉強して資格に合格することが一番大事だと思いますが、意外と勉強の時点でも副次的な効果があったりするんですよね。 そう考えると、やっぱりたまには資格の勉強をしてやってもいいかなと思ったりもする今日この頃です。

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先取り貯蓄よりも効果あり?貯金を増やしたいならお金を使わない日をつくろう!

豚の貯金箱とお金

貯金年100万円は意外と簡単

社会人一年目のとき、学生時代よりも使えるお金が増えたせいで、毎月のように日帰り温泉だ飲み会だと遊びまわっていたのですが、半年くらいたって、いつの間にか貯金が減っていることに気づきました。 こんなに稼いでるはずなのになんで?と思い、知り合いに勧められてMoneytreeというアプリで家計簿をつけることにしました。

moneytree.jp

2ヶ月くらいたってわかったのは、毎月の旅行と飲み会代だけでものすごくお金をつかっていたということ。仕事が激務でストレスが溜まっているからと言い訳して、使いたい放題使っていたんですね。 でも、それからちょっと自制してみると、みるみるうちにお金が貯まっていきました!

そこから貯金にはまり、いろんな情報を集めてくるように。本格的に貯金を初めて3年ほど経ちますが、ようやく貯め方が身体に染み付いてきたかんじがします。

よく貯金をするためのはじめの一歩と言われるのが、初心者は家計簿をつけて現状を把握しましょうということ。私の場合、ずぼらでなかなか家計簿が続かなかったのですが、Moneytreeにしてからは、カードを使っていれば自動で家計簿が記録されていく便利な機能があったので、まったく負担にならずに家計簿をつけられるようになりました!MoneyForwardや他の有名なアプリもいろいろ試してみましたが、私はMoneytreeのデザインが一番好きで、これを愛用してます。

そして、その後のステップとして言われているのが、

収入-支出=貯金

ではなく

収入-貯金=支出

と考えましょうということ。 これは、給料がはいってそのお金を使い、残った金額を貯金してるから貯まらないのであって、入ってきた給料から貯金したい分を引き、残りで生活すれば強制的に貯められるということです。

銀行では、自動積立の仕組みを使って定期預金に預けることで、毎月一定額を給料口座から自動的に貯金することができます。 定期預金のお金はATMとかでは引き出せず、下ろすためにはわざわざ銀行で手続きしなければいけないので、必然的に貯まっていくのです。

私も家計簿をつけ始めた後、この自動積立を設定して定期預金を使い始めました。最初は2万ずつ。そこから余裕が出てきたら金額を大きくし、最終的には月7万円まで定期預金で貯金していました。 残業が忙しくて使ってる余裕がなかったのもありますが、やはり貯金を先にしておくと使えるお金が少なくて、その中で生活しようとして自然と節約しちゃいましたね。

結果、新卒時代でも年間100万円近く貯めることがでしました!新卒のときはボーナスがでなかったのですが、それでも100万円貯めることができたんです。100万円って、貯金の仕組みを作ってしまえば、意外と貯めるのは難しくない金額なんですよね。

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もっとたくさん貯めたいと思ったら

先程ご紹介した先取り貯蓄は、正直初心者向けだと私は思ってます。 貯金癖というか、節約癖さえちゃんとついてくれば、先取り貯蓄をしなくても当たり前のようにお金は貯まっていきます。

そんな中級者向けによく書いてある節約方法としては、

  1. MVNOにして携帯電話の月額利用料を下げる
  2. 家賃が安いところに引っ越す
  3. 保険を見直す
  4. スポーツクラブや定期購読などを解約する

というようなこと。

中級者になると、今度は固定費を減らしましょうという作戦に移ります。 私の場合も、雑誌の定期購読をやめ、携帯もMVNOに切り替えました。 固定費って、毎月必ずでていくお金なので、できるだけ安くした方が効果があるんですよね。

でも、家計簿を分析しながら固定費を削っていくと、やはり最後に残るのは毎月の変動費。毎月何にお金をつかっているのかというのは、この変動費によってもかなり左右されます。食費に毎月いくらかかってる、交際費が今月は高かった、冠婚葬祭で今月は厳しいなど、結局最後に残るのは変動費についてなんです。

では、変動費を下げるにはどうすればいいか? 当たり前すぎるのか、これがなかなか書いてないんですよね。いろんな人のブログや記事を見ても、上述の初心者向け、中級者向けばかりが書いてあって、その先がなかなか見つけられなかったんです。

そこで自分でいろいろ試して考え抜いた結果、ひとつの結論をだしました!

初心者、中級者を超えた後、次に目指すべきは

お金を使わない日を作ること!

最終的に行き着いた結論はこれです。笑

お金を使わなければ貯金は増える

当たり前だろ!とつっこみが来そうですが、改めて考えてみましょう。

初心者の段階でも、毎日通うコンビニをやめましょうとか言われます。でもこれだけじゃ、貯金は増えないんです。初心者向け、中級者向けのやり方を実践して、はじめてお金を使わないことでさらなる効果が得られるのです。

私も、お昼は社食で食べているのでお昼代だけは、平日は毎日お金を使っていますが、それ以外は基本何にもお金を使わないようにしています。 飲み物は水筒を持っていけばいいし、朝も夜も家で自炊をするのでお金はかかりません。 スーパーやドラッグストアで、まとめて食材や2Lペットボトルを買っておくことで、月ごとの出費でみるとかなり節約することができるのです。特に、ドラッグストアで買う2Lペットボトルと、毎日自販機で買う150mlのペットボトルの値段を比較してみると、すごい差がでてくるので水筒はおすすめです。

そんなふうに極力無駄なお金を使わないように過ごしていくと、土日にどこかへでかけるのでお金を使いますが、基本的には平日はお金を使わなくなります。 それだけで、地味に貯金が増えていくのです。

ちなみに、お金を使わないだけじゃなく、水道光熱費もうまくすればすごく安くなります。 シャワーヘッドを節水用シャワーにとりかえたり、水道の蛇口から出る水の量を少なくなるように調節したり、それだけでもだいぶ変わってきます。

ちりも積もれば山となる! 意外とネットに書いてある節約術もおもしろかったりするので、これからも自分の目標のために節約術を勉強しつつ、ストレスなく効率的に貯金できるようがんばります!

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結婚したら戦力外!?世帯年収じゃなくて女性個人の給料の話をしているの

お金と通帳と電卓

独身なら対等だけど結婚したら戦力外?

最近ひさしぶりに東京で大学時代の同期に会いました。 私は理系だったのでまわりも男性が多かったのですが、そこで仕事や結婚の話をしたときに、イラッとしたことがあったのです。

地方だということはあるのですが、うちの会社は給料がすごく低いです。 東京でベンチャーで働いていた時よりも手取りで10万円は下がってます。

結婚して旦那の給料があるので、現状の生活には支障はきたさないですが、将来を考えると非常に不安だし、自分の能力の価値がこれだけと言われているようで非常に不満でもあります。 それを愚痴ったときに、同期の男性に言われた言葉が「もう結婚してるんだし、別に稼げなくても良くない?」の一言。

は?

なにそれ、結婚する前は普通に同じ立場としてどのくらい稼いでるとか残業がどうとか仕事がどうとか話してたのに、結婚した瞬間にいきなり戦力外通告?なにそれ?

そりゃ昔は女性は専業主婦がメインで、家庭のサポートに回っていたけど、いまは共働きじゃないと生きていけない時代だし、そもそも女性だって性別関係なく対等に働く時代になってるんじゃないの?

大手に勤めてて、20代でも1000万円近く稼ぐような相手だからそう言われたかのかもしれませんが、女性からすると非常に不愉快。

今までと変わったところは結婚したことだけ(地方に引っ越したというのもあるけど)。それなのに、結婚する前と後でこうも相手の見方が変わるものなのか!!

なんだか急に世の中の女性に対する見方にイラッとしてきたので、私の意見を聞いてください。

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女性の給料が低いってイメージがもう古い

確かに、女性の平均年収は低いと思いますよ。でもそれは、子供がいてフルタイムで働けない人も多いから。フェーズとして、そういう働き方をしている人が多いから当たり前なんじゃないでしょうか。 そもそも、男女で比較をするなら同じフルタイムの仕事で比較すべきだし、そうしたら実はあまりかわらないのでは?

もちろん、事務のお仕事は男性よりも女性の方が得意ということもあり、事務のお給料は低いことが多いです。 コンサルのような激務の仕事に耐えられるのも、体力的には男性の方が上だと思います。 職種の適性としては、フルタイムで比較しても多少女性の方が給料が低いのかもしれません。 でも、今ほど極端に「女性は給料が低い」という印象はなくなるでしょう。

少なくとも、私自身は男性と同じお給料をもらっています。うちの会社はそもそも男性も給料が低いので愚痴りたくなるわけなのですが…それは、まあおいといて。

なにがイラッとするかというと、結婚するとどうしても世帯年収で話を進める人が多いことにイラッとするんです。

給料が低くても、世帯年収でこれだけ稼いでるからいいじゃん、みたいな?

は?今は、私の話をしているの

結局、生活できればいいっていう慰めですよね。例えば自分が年収200万円しか稼げないとして、世帯年収で500万稼げてればいいの?本当に?

世帯年収が高ければ、個人の年収が低くても生活できるからいいじゃんというのは、世の中の怠慢だと思う。 だって、資産だって、結婚しててもそれぞれの名義ごとに区別されちゃう世の中なのに、なんで給料だけは世帯年収で考えるの? 1人あたりの年収でどうして話をしないの?

どうして結婚すると、1人の社会人としてみてもらえないの?

何度でも声を大にしていいます。

おかしいだろ

給料に、結婚してるかなんて関係ない

人口の半分が結婚しない世の中になろうとしてるこのご時世、世帯年収なんか関係ない。 ましてや、女だから稼げなくてもいいじゃなんておかしいですよね。

女だって、男だって、稼ぎたい人が稼げない世の中はおかしい。 少なくとも、能力分の給料がもらえないのはおかしい。

社長なのか人事なのかわかりませんが、従業員の世帯年収に甘えず、ちゃんと1人の人間として十分な給料を払えているのか、ちゃんと考えてください。

あなたは本当に、その人と同じ仕事をして同じ給料をもらったときに、満足できるのですか?

そこでYESと答えられない人の給料は、少なくとも上げなきゃいけない金額ということです。

甘えるな、すべての会社!!!

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働き方改革は誰のため?電通の事例から考える働く際に求めるものの違い

仕事風景

働き方改革は誰のためにするのか

電通の一件から一気にスピードが上がった働き方改革。 ワークライフバランスや同一労働同一賃金、残業禁止など、様々なキーワードが飛び交っています。 その中で、毎日残業で終電まで働いてた人たちが、働き方改革だといっていつもよりも早く帰るよう命じられているようです。

世間体があるから、上層部は早く帰れとしか言えない。 とはいえ、現場としても「やったー!早く帰れる!」なんて単純に喜んでもいられません。 今までただグダグダ仕事をしてたわけでもないので、作業時間をいきなり減らすためにはどうしてもクオリティを下げるしかないそうです。 もちろん、時間をかけて業務の見直しをして、自動化できるところを探したりすれば最終的には時間も短縮できるのでしょうが、世間は待ってくれません。いますぐ時間を短縮するためには、自分が抱えてる案件のクオリティを下げるか、帰社後に別の場所で作業をするいわゆるサービス残業しかありません。

早く帰れと上から圧力をかけられる上に、どこかで作業しても残業代がもらえない。それならば、それなりのクオリティで納期に間に合わせるしかないとなかばあきらめる人もいます。一方で、そのクオリティでは納得できないというプライドを持った方達は、サービス残業だろうとなんだろうと自分の案件に責任を持って他の人の作業まで代わりにその仕事をこなし、なんとかクオリティを保とうとするようです。

諦めてしまった人も、別に諦めたくて諦めているわけではないでしょう。逆に、クオリティを保とうとする人も、本来ならもっと別のことに使えた時間があるはずなのに、本位ではない仕事もしなければいけなくなります。

これ、結局みんな不幸になってる気がするのですが、働き方改革ってそもそも誰のためにやってるんですかね?

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仕事に求めるものはみんなそれぞれ違う

就活や転職活動をする際によくでてくる話ですが、あなたは仕事に何を求めますか?

  • お給料は高くなくてものんびり仕事ができるならそれでいい
  • どんなに激務でもいいからお金を稼ぎたい
  • 自分の能力を最大限に活かせる仕事がしたい
  • 困ってる人を助けたい
  • 定時で帰って趣味についやせる時間を増やしたい

他にもたくさんあるでしょうが、求めるものってみんなちがうんですよね。 今話題の働き方改革は、プライベートを充実させたいと思っている人向けな気がします。

その場合、激務でもいいから若いうちにバリバリ稼いで早期リタイヤを計画してる人とか、勤務時間が長くなってでもクオリティの高い仕事をしたい人とか、単純に仕事が楽しくて趣味みたいになってる人とかはどうなるのでしょうか?

今の流れのまま働き方改革を進めていくと、少なくともその人達にとってはより悪い方向へ進んでいくのではないかと少し心配になります。

私はどちらかというと早く帰りたいし、なんなら週3くらいで働いていたい派なのでウェルカムなのですが、私の知り合いにはそうではない人たちもたくさんいます。

自分が誇れる仕事をしたいのに、制度が悪くなって自由に仕事ができなくなる人もいるんです。 働き方改革として制度を改正するなら、もちろん弱者を守れるようにする必要はありますが、みんな求めるものが違うという事実もしっかり認識した上で決めていってほしいですよね。

偏見をなくせばそれだけで働い方改革になるのでは

制度を改めることはもちろん大事ですが、どちらかというと偏見をなくせばそれだけでいいんじゃないかとも思います。

例えば、昔は残業すればするほどやる気があるとみなされたそうですが、いまは残業しようとしまいと、仕事のクオリティが高ければそれだけで評価してもらえるようになってきましたよね。

それと同じで、時間の概念をはずし、時短だろうと残業しまくろうと、成果物によって評価するようにすればいいんじゃないでしょうか? どちらかというと外資系の企業に近いのかな。成果報酬になってしまうかもしれませんが、結局はそれが一番いい気もします。

同一労働同一賃金も、結局はそういうことになるんじゃないかと思います。 単純に、同じ業務をやっているからといって、同じ給料がもらえるようにするだけじゃ、やっぱり不公平ですよね。 能力のある人や、他の人よりも工夫して頑張っている人など、差別化されている人にはそれ相応の賃金にすべきではないでしょうか。

ただし、その評価はいわゆる時間の概念ではなく、やっぱり成果物。成果物さえ見ていれば、長く働かせようという考えには少なくともならないでしょうし、働きたい人は高いクオリティのまま好きなだけ働き続ければ良いと思います。

皆さんはどう思いますか? どんな世の中になれば、うれしいですか?