東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

家を買うときの選び方【マンションvs戸建編】

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家を買うと決めたはいいけど何から始めるか

前回は賃貸と持ち家を比べた話を書きましたが、今回はいざ家を買うと決めたときに複数ある選択肢の中からどれを選択するかというお話です。

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持ち家の選択肢はいろいろありますよね。

まず大きく分けるとマンションか戸建か。それぞれの中でも、新築か中古かがあり、新築の中でも戸建であれば注文住宅か分譲住宅かが分かれ、さらに中古の中でもそのまま住むかリノベーションをするかというかんじで、ややこしいほど選択肢があります。 まとめると、こんなかんじの分岐になります。

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ややこしいですね。 これだけある選択肢の中からどれにするかを選ぶには、いくつか選び方があります。

  • マンションか戸建か
  • 新築か中古か
  • 家に個性やこだわりを求めるか

それぞれの選び方についてもう少し深く説明きていきますので、自分たちはどこから選び始めるのがいいか、ぜひご家族で考えてみてください。

全部説明すると長くなるので、今回はマンションか戸建かについて説明していきます!

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マンションか戸建か

一番シンプルな選び方は、マンションか戸建かを決めてしまうことです。 実家や今まで住んだ家がマンションか戸建かということが、意外と自身の理想の家のイメージにはねてきたりします。 私も旦那も実家は郊外の庭付き戸建だったりするので、できれば戸建がいいなというイメージで探し始めました。 調べていくとそれぞれのメリットデメリットも見えてきましたので、そこも書いておきます。

マンションのメリットデメリット

  • マンションのメリット
    • 駅近物件が多い
    • ゴミが24時間いつでもだせる
    • エレベーターがついていたり老後も安心
    • 戸建よりも安い
    • リセールバリューが高い
  • マンションのデメリット
    • 騒音トラブルになりやすい
    • 戸建より狭い
    • 住宅ローンの返済が終わっても管理積立費の支払いが続く

まずマンションのメリットはなんといっても利便性です。 マンションは大手デベロッパーが建てることが多いため、一般消費者よりも土地などの仕入れも有利で駅近に物件を建てやすいそうです。 駅からも近く、ゴミもいつでもだせるなんて、共働き世帯にはもってこいですよね。 また、リセールバリューが高いというのは、いつか家を売りたいと思ったときに、戸建よりも売れやすいということです。一生住まないだろうと思う方は、このリセールバリューを重視しましょう!

逆にデメリットとしては、家同士がくっついてる状態になるため、騒音トラブルは起こりやすいことです。両隣の部屋の音は聞こえないと思いますが、マンションだと上下に音がぬけやすいそうです。 みなさんも、上の人の足音が気になった経験はありませんか?小さい子供が走り回る音がうるさいと苦情がきて、子供に静かに歩くように注意しつづけたら、まだ幼稚園生なのに足音を立てずに走り回る子に育ったなんてTV番組を見て、こんな風に育てたくないと私は思ってしまいました。 また、私も旦那も楽器の演奏が趣味なので、そういう趣味を気兼ねなく続けるためにも、マンションは避けようという話になったのです。

ただ、騒音トラブルは気をつける、それよりも利便性の方が重要ということであれば、マンションのほうが良いのではないでしょうか。

戸建のメリットデメリット

  • 戸建のメリット
    • マンションより広い
    • 注文住宅やリノベの自由度が高い
    • 庭や玄関周りも工夫できる
  • 戸建のデメリット
    • 修繕費を自分で積み立てておく必要がある
    • 駅から遠くなりがち
    • 土地の価格が高い

戸建のメリットは自由度の高さですね。ただ、これは注文住宅やリノベの場合に限ります。あとは、マンションだとどうしても共同で住んでるかんじがありますが、戸建なら自分だけの家という感覚がより強く感じられることでしょうか。「家を買う=戸建」なイメージも昔からあるので、戸建を買うメリットとしては自分の城を築くという昔ながらの満足感を得られることではないかなと思います。

逆にデメリットは利便性ですね。 これもマンションとは逆です。自分たちだけの家である代わりに、マンションのように管理会社がそうじやゴミの収集をしてくれるわけでもなく、駅から近いわけでもないという利便性を犠牲にする必要がでてきます。 駅近かどうかはお金さえあれば解決できるでしょうが、今のご時世、そこまでお金を持ってる人も少ないでしょう。私も無理でしたw

マンションか戸建か

いかがでしたでしょうか? ざっくりまとめると、利便性を求めればマンションが、自分だけの家という感覚が欲しく周りを気にせず暮らしたいと思えば戸建が良いんだろうなと思います。

ただ、戸建でも利便性を求めたいという人もいるでしょう。戸建で利便性を高める場合は、土地の価格が上がります。つまり、お金さえあれば両方手に入れられるのです。

そんなお金ないよ!という方も大丈夫。次回説明していきますが、戸建の中でも中古にすれば駅近で土地代が上がったとしても新築よりは安く家を買うことができるのです。

いろんな角度から比較することで、自分たちに大切なものは何かを選択していき、やっと理想の家を建てることができます。

今回はマンションと戸建について、どちらがいいか考えていただけたと思いますが、選べない!という方はぜひ【新築vs中古編】や【分譲住宅vs注文住宅編】もご覧ください!

家を買おうと思った理由は?賃貸と持ち家はどっちがお得?

様々な家

戸建の注文住宅を建てることになりました

いよいよ令和時代到来ですね! 平成は正直不景気でつらい時期だった気もするので、令和は豊かな暮らしができるようになるとうれしいなと思います。

さて、「増税前に家を立てればお得!」「増税後も住宅ローン減税とか充実するから買い時!」そんなセールストークをいろんなところで目にしますが、私も戸建の注文住宅を建てることになりました。 ただ、理由は増税とか関係なく、買おうかな?と思ったので買った感じです。

よく家を買おうとおもったキッカケは?というアンケートも見ますが、だいたいは

  • 子供ができた
  • 結婚した
  • 土地を相続した

とか、そんなかんじになると思います。

私の場合はどの理由とも違い、転職をして引っ越しをした際に住んだ家の家賃が高く、親に

こんな高い家賃払うぐらいだったら、家建てたほうがいいんじゃない?

と言われたからでした。 些細な一言でしたが、え?このくらいで家買えるの?と目からウロコでした。

夫婦で音楽をやってることもあり、今の賃貸にも防音室があるのですが、やはり特殊な家になるので家賃が高い。 それならいっそ、自分たちの家を建ててしまえば、引っ越しも考えなくていいし、今後子供ができても学区も定まるし、いろいろうまいこといくのではないかと思って買ったのです。

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賃貸と持ち家の比較

賃貸は賃貸のメリットデメリットがあり、持ち家は持ち家でメリットデメリットがあります。 ちょっと主要なものについて書き出してみましょう。

賃貸のメリットデメリット

  • 賃貸のメリット
    • 好きな時に好きな場所に住める
    • 家賃を下げたければ安い家賃の家に引っ越せる
  • 賃貸のデメリット
    • 働けなくなった老後でも、死ぬまで家賃を払い続ける必要がある
    • 管理会社や大家ともめることがある
    • 引っ越し代金が高い

賃貸は、荷物も少なく着の身着のまま動ける人や、転職や転勤が多く会社の近くに住みたい人に向いてるのではないでしょうか。

デメリットのところでいうと、死のリスクが高い老後になると、なかなか家を借りられないという話をテレビで見ました。貸している部屋で人が死ぬと、心証が悪くなって売れにくくなるため、大家さんが嫌がって貸さなくなるそうです。ただ、今後空き家などが増えてくるという話もあり、あくまで現時点でそういう老後を迎えている人がいるということだけお伝えしておきます。

また、管理会社とのトラブルは、私も実際にありました。 引っ越しの時に立ち会いを受けて鍵も引き渡したはずなのに、どんなに待っても敷金も多めにとられている家賃も返ってこず、管理会社と音信不通になるということがありました。 引っ越したはずなのに家賃の引き落としも止まらず、管理会社とも連絡がとれない。仲介会社まで巻き込んで、最終的には弁護士に相談したからこれが最後だとメールをしたら、すぐに返金に応じていただけたのですが、4ヶ月くらい無駄な時間もお金もかかったトラブルだったので、自分で管理会社を選べない賃貸はある意味リスクを抱えているのかもしれません。

持ち家のメリットデメリット

では、今度は持ち家のメリットデメリットについてみていきましょう。

  • 持ち家のメリット
    • ローンを返し終われば老後の家賃は不要になる
    • 老後に住む家がなくなることはない
    • 立地によっては人に貸して投資物件にもなる
  • 持ち家のデメリット
    • 自分で家を管理する必要があり、ローンの返済とは別にお金も貯めておく必要がある
    • 転勤になって一時的に使わなくなった場合も家賃の返済は必要

ここでいくつか補足をしておきます。

まずメリットについて。 ローンを返し終わった後は老後の家賃は不要になると書きましたが、介護が必要になったりすれば、必然的に老人ホームに入る必要が出てくるので、人によってはある意味家賃はかかります。お金は残しておきましょうね。 立地によっては投資物件にもなるとも書きましたが、こちらはまずは普通に住むことが前提です。投資目的で買った家で住宅ローンを組むと、契約違反になって一括返済を求められるのでご注意を。あくまで、20,30年住んだ後の話ですね。

デメリットについても少しだけだ補足。 マンションを買えば、管理積立金は管理会社が徴収して管理してくれるので、貯金が苦手な人でも問題ないですし、戸建などでも自分で管理するのは大変なので、家の契約時にアフターサポートの充実してるハウスメーカーに頼めば、管理も心配ないと思うのでご安心を。 また、転勤になって家をあける場合も、優良物件であれば心配いりません。 耐久・耐震性にすぐれた家のうち、特定のハウスメーカーの家はJTIのかせるストックに認定され、いつでも人に貸せるようになるのです。

いろいろデメリットもありますが、事前に対策をすることでリスクを減らせることもわかり、私は家を買うに至りました。

賃貸か持ち家かは価値観による

私は実家が戸建だったので、家は戸建の持ち家なイメージが強く、デメリットもリスクを抑えられそうなので家を買うことにしました。 ただ、駅近に住んだり、利便性の良さを追求したり、フットワーク軽く気軽に住む場所を変えたりすることはできなくなります。 賃貸か持ち家かどちらがお得かというよりも、要はどちらが自分の価値観にあっているかが選ぶべき基準だと思います。

ぜひパートナーと将来について話し合って、理想の生活について話し合ってみましょう。持ち家を選んだとしても、選択肢は多岐にわたり、その選択次第で金銭的にも大きな差がでたりもします。

持ち家のなかでも、マンションと戸建はどちらがいい?新築と中古はどちらがいい?よく聞くリノベーションって実際どうなの?ハウスメーカーを選ぶ基準は?など、選択肢は本当にたくさんあります。

次回は持ち家のなかでの選択肢について解説します!

転職で年収が1.5倍に!やりたいことがない人ほど、戦略的にキャリアを築こう

人生の分かれ道

2回目の転職で年収が1.5倍に

世の中は転職ブームですが、私も例に漏れず、この度2回目の転職をしました。

1回目の転職は、結婚して地方に引っ越す必要があったたため。 一方今回は、東京に帰りたいということで転職をしました。笑

まだギリギリ20代ではありますが、この歳で2回目の転職って意外とリスキーですよね。それでも、今回の転職は大成功でした!

だって、年収が1.5倍になったんだから!!

いやー、地方で働いて給料は安くて、完全に年功序列型だから何やってもそんなに上がらないから諦めてたけど、転職して本当によかった!!

「そんなのたまたまでしょ」とか「私には無理だよ」とか、そう思う方もいると思いますが、私としては、意外とキャリアってコントロールできるんだって最近思い始めてきたので、今回はその方法について共有したいと思います。

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やりたい仕事はなくても、こんなふうになりたいという欲はある

みなさんは、なにかやりたいことがありますか? 夢物語の話ではなく、具体的な職業としてやりたいものはありますか?

私は、正直そういうものがないです。 飽きっぽいし、めんどくさがりなので、やりたくない仕事ならたくさんあります。

保育士さんとか介護士さんとか、社会的にはものすごく重要で求められてるお仕事だけど、本当に大変だと思うし、すぐイラッとしちゃいそうなので私には無理だと思ってます。

サービス業とかも、土日祝日関係なく働いて、理不尽なお客様のクレームにも耐えつつ、臨機応変な対応を求められるなんて、私には無理です。レベル高すぎ。(極端?)

こんなかんじで、やりたくないことは多いんですが、やりたい仕事は特にないんです。 皆さんのなかにも、そんな人はいるんじゃないでしょうか?

そういう人ほど「別になんの仕事でもいいや」と思って適当に働いていることも多いと思いますが、それじゃもったいない。

やりたい仕事はなくても、「こんなふうになりたい」という欲はあるはずです。 人生長いし、働かないと生きていけないご時世でもあるので、どうせ働くなら「こんなふうになりたい」という欲を満たす働き方をしませんか?

自分はどうなりたいのか?から働き方を考える

例えば私の場合どうなりたいかというと、好きなときに好きなことができる人になりたいです。

別に大金持ちにならなくてもいいんですが、居酒屋で値段を見ずに好きなものを好きなだけ頼んだり、ラーメンに好きなトッピング追加したり、ファミレスでドリンクバーとスープのセットを躊躇せず頼みたいなって思ってます。

いや、一応共働きで稼いでるので、できないことはないんです。 でも、将来の貯金とかいろいろ考えると、やっぱり節約しちゃいますよね。 だからこそ、好きなときに好きなことができるような、ちょっぴりリッチな人になりたいと思ってます。

仕事としては、「すごいね」と人から言われる人になりたいと思ってます。承認欲求が強いんですかね。 とはいえ、みんなが憧れるような仕事がしたいとざっくり感じてる程度で、具体的にこれがやりたい!という職業があるわけでもありません。

でも、それでいいんです。このレベルでも、どうなりたいかがわかっていれば、戦略的に働き方を選ぶことができます。

例えば、私のようにリッチになりたいなら、稼げる仕事をするしかないですよね。 いろんな業界を見て、転職もして感じましたが、やはり業界ごとに年収の幅が違います。 サービス業は低い、コンサルや医者は高いなど、よく記事にもなっているように、そもそも業界として年収が高い業界、低い業界があるのです。 だからこそ、稼げる仕事をしたい場合は、稼げる業界にいることが大前提です。

一方で「残業をあまりしたくない」「給料があがらなくてもいい」「のんびり仕事したい」と思っている場合は、そういう職業につく必要があります。 例えば同じ接客業でも、渋谷109の店員なら平日も仕事は忙しいでしょう。逆に、地方の百貨店のファッション店なら、平日はほとんど人はこないはずです。 同じ業界・同じ仕事でも、どこで働くかによって、働き方は変わってきます。

自分がどうなりたいかで、仕事を選んだほうが良いんです。

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年収1.5倍になった私のキャリア戦略

参考までに、私が年収1.5倍になるためにやってきたこともお伝えしましょう。

戦略①人と違うことをする

転職するときに求められるのは、多種多様な人材です。他の人と違う経験をしていると「おっ」と人事の目にもとまりやすくなります。

新卒のとき、ベンチャーに就職しました。この時点でもう人と違いますよね。 このとき、狙っていたわけではないですが、私のタグとしては「理系女子」「大学院卒」「ベンチャー新卒」「Webエンジニア」「人前で話もできる」というような感じでした。 よく「掛け算でオンリーワンになれ」という話がありますが、オンリーワンとまではいかなくても、確かに希少価値は高かったようです。

おかげで、人事によく採用広告に使われましたw

つまりは、私にはそれだけの価値があったわけです。

そして転職して地方で就職したことで、「ベンチャーでスピード感のある自由な働き方」も「地方の大企業で昔ながらの働き方」も経験することができました。

自己実現のために常に目標を追って働く人や、地方で目標なくただまったり幸せに生きてる人とも一緒に仕事をしているわけです。 自主的に動けて何でも通る自由な会社や、社内稟議にものすごく時間がかかる会社を経験しているわけです。

こういう人とは違う経験も、結構相手には刺さったりします。

戦略②実績を残す

小さなことでいいんです。何かしら実績と呼ばれるものを作りましょう。

誰かに指示されて、指示以上のことをしなければ、それは実績ではありません。 自分が考えて何かをやれば、それが実績です。 本当に何でもいいんです。

例えば「社内である業務を紙で申請していたため、担当者に申請書が届くまで3日かかってて社内から不満がでていた」という状況であれば「申請フォーマットをExcelで作って、メール申請に変えることで当日中に作業が終わるようになった」というのも、実績です。 社員全員にかかる業務時間を2日分短縮したというのですから。

もしくは「ミスが多い作業があったので、チェックリストを作って同じ部署の人に共有し、自部署のミス率が下がった」でもいいんです。 やったこととしてはチェックリストを作っただけですが、自分で考えてやったことが大事なんです。

AIやRPAなど、最新技術によってどんどんいろんな業務が自動化していきます。 自動化していく作業というのは、基本的には考えなくて良い作業のことです。 指示以上のことをしない人たちがやっているような仕事です。 だからこそ、これからの世の中を生きていくためにも、自分で考えてなにかをやったという実績が必要なんです。

戦略③ストーリーを作る

転職するきっかけなんて、何でもいいんです。 「残業が多すぎてつらかった」「人間関係がうまくいかなかった」など、ネガティブな理由な人が多いでしょう。

でも、転職では素直に言わなくても良いんです。 大事なことは、転職がストーリー的に必要なものかどうかということです。

例えば、私の場合は今回の転職を旦那のせいにしましたw 本当は、私が東京に帰りたいから旦那にも一緒に転職してもらったのですが、今回の転職では「旦那が転職したいと言い出し、今の会社にいないなら地元でもない浜松にいる必要がなくなった」というストーリーです。

さらに「今まで残した実績は独学でやってきたため、限界を感じている。そろそろしっかり仕事の仕方を学びつつよりレベルアップしたい」という思いも伝えたことで、やる気のある人だと感じてもらうことができました。

ストーリーというのは、本を読んでいる人が「そりゃ当然転職するよね」というように納得できる流れを作るということです。 これが作れるだけで、けっこう自由に仕事を手に入れることができます。

やりたいことがない人ほど、キャリアは戦略的に

転職ブームとはいえ、転職回数があまりにも多すぎるとさすがに企業は雇ってくれなくなってきます。 ただ、そこに実績やストーリーがあれば、何も考えずに転職するよりも、圧倒的に好きな仕事を手に入れやすくなるでしょう。

とはいえ、やはり何度も転職できる人は稀なので、できるだけ自分がどうなりたいかという姿に近づける仕事を選んでいくべきでしょう。近づく方法は、年齢や結婚・子育てなどのフェーズでも変わると思うので、ここぞというときに自由な仕事を手に入れられるように、ぜひ戦略的にキャリアを考えてみてください。

実際どうなの?旅行前に知っておきたいアンコールワットの旅情報10選

初のアンコールワット旅行

先日、4泊6日でアンコールワット遺跡に旅行に行ってきました! アンコールワット遺跡のあるシェムリアップ(Siem Reap)に行くのは初めてだったのですが、仕事が忙しく、ろくに調べもしないで現地に向かいましたが、これが結構大変で…。

シェムリアップに到着してから、いきなりホテルの無料送迎の人が見つからないというトラブルに巻き込まれるところから旅はスタート。周りにいた現地の方々や現地に住む日本人の方に助けられ、なんとかお迎えの人と出会うことができました(^_^;)

他にも、ろくに調べず行った結果、現地で初めて知ることもけっこう多く、困ってしまったこともたくさんあったので、今回は旅行前に知りたかったアンコールワットの旅情報をお伝えします!!

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事前に知っておきたいアンコールワット情報10選

1. 雨季は朝日や夕日は見れない

アンコールワットのオプションツアーを探してみると、よく「朝日鑑賞ツアー」とか「夕日鑑賞ツアー」というツアー名がでてきます。ワンコールワット遺跡から昇る朝日や、トンレサップ湖に沈む夕日など、シェムリアップでは朝日や夕日がきれいなのが売りなようです。

我々も、例に漏れずアンコールワット遺跡の朝日鑑賞ツアーと、トンレサップ湖の夕日鑑賞ツアーにそれぞれ申し込みました。私が行ったのは9月で、カンボジアの季節は完全に雨季。雨が最も多い時期に行きました。その割には、日中はまったく雨がふらず、お天気に恵まれていたのですが、朝や夕方はやっぱり天気が悪く、夜には豪雨になることが多々ありました。

朝日や夕日の時間帯は、だいたい厚い雲で空が覆われてしまい、日が地平線に沈む前に雲に隠れてしまうような状態です。その結果が上の写真です。まだきれいに見えているほうだと思いますが、アンコールワットの朝日や夕日を見たい方は、雨季ではなく、乾季に行くのをおすすめします!

2. トゥクトゥクに乗る場合はサングラス必須

カンボジアで主流の乗り物として、トゥクトゥクというバイクの後ろにリヤカーをつけたような乗り物があります。乗っていると超楽しいのでおすすめです!ゴーカートやオープンカーに乗っているような気持ちが味わえて、個人的には結構好きでした。カンボジアは暑いので、トゥクトゥクに乗るととっても気持ちが良いんです。

ただ、とにかく砂埃がひどい!

整備されていない道はもちろんのこと、国道のように整備されている道でも、トラックが横を通ったりすると廃棄もすごいし、砂埃を巻き上げながら走っていくので、とても目が開けられません…。

マスクなどもあったほうが良いですが、とにかく目を守るために、トゥクトゥクに乗る場合はサングラス必須です。

3. 道を渡るのが大変

個人的に一番大変だったのが、道を渡ることでした。もともと、横断歩道がないところを渡るのが苦手なこともありますが、シェムリアップの道を渡るのは本当に大変!

信号も横断歩道ももちろんありません。車線は明確に守られておらず、車やバイクやトゥクトゥクが混在して走っているのでけっこうカオスです。

しかも、日本のように規律が守られているわけでもなく、自分が行けるところまでとにかく進むというかんじで走ってるのでこれまたカオス。

歩行者はどうやって渡るのかというと、バイクやトゥクトゥクがひっきりなしに来る中を、我関せずという態度でゆっくりと歩いて渡ります。轢かれる!と思っても、なんとかギリギリでスピードダウンしたり、うまく避けてくれるので、怖いですがこれでうまく渡れるのです。逆に怯えて走り出したりすると、運転手が予測できなくなってより危なくなるらしく、とにかく落ち着いてただ歩いて渡れば良いそうです。

私は怖くて一人では絶対に渡れず、とにかく人にくっついて渡りました。笑

4. 車のほうがトゥクトゥクより良いわけでもない

ツアーや空港の送迎で、トゥクトゥクか専用車かどっちにするか?と聞かれることがあります。専用車のほうが、値段としては少し高いんですよね。

普通に考えると、車のほうが絶対にいいんじゃないかと思って車を選びがちですが、カンボジアの車は、20年前の日本の車と同じだと思ってください。

かなり古く、座り心地も悪く、冷房は壊れていてコントロールできない車もたくさんあります。

もちろん、トゥクトゥクだと雨はしのげないですし、砂埃もすごいので乗っていると謎の匂いも付きますが、晴れていたり、近場に観光に行く場合はトゥクトゥクのほうが安いし楽しいのでおすすめです。

世界遺産であるプレアヴィヒアのような遠くの遺跡に行く場合は絶対に車になりますが、そうじゃない場合は、車の方が必ずしも良いというわけではないとお伝えしておきます。

5. 物価はそんなに安くない

日本より物価が安いイメージのあるカンボジア。現地の人に月収いくらか聞いてみると、月2万くらいとのこと。農業や魚を釣ったりして自給自足で生きている村の人達もたくさんいるし、町で働いてる人でも月5万くらいといっていたので、日本よりも全然物価は安そうですよね。

実際、路上で食べ物を売っているお店なんかは、$1でチャーハンのような1品料理が食べられるお店もたくさんありました。ネットの記事でも、そういうお店がクローズアップされているので、私もてっきり物価は安いものだとばかり思ってました。

路上で売っているようなお店は、現地人がいくようなお店なので、たしかに物価は安いです。 ただし、衛生的に大丈夫かどうかは保証できないので、さすがに私は勇気がでずに、カンボジア料理が食べられる観光客向けのレストランに行きました。

ただし、そういうレストランの物価はほとんど日本と変わりません。もちろん物にもよりますが、ご飯系はだいたい$6〜$8くらい。ココナッツジュースやスムージーなどの飲み物も$3.5くらい。逆に、ビールなんかは$0.5〜$1と、水より安かったりします。(水は$1.5くらい)

カンボジアは水がきれいではないので、レストランでできたお水を飲んではいけません。必ず飲み物は注文し、ミネラルウォーターを飲むようにしなければいけないので、結局1人1食1000円以上はかかってしまいます。物価は安いと思っていたけど、衛生面を考えるとどうしても日本と同じくらいの価格になってしまいますね。。。

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6. ご飯に虫がはいっている

路上の屋台から買ったものは当然だと思いますが、きれいめのレストランに入っても、ご飯に虫が入っていることは多々あります。運ばれてきたときは入っていなくても、食べている間に虫がよってきて、いつのまにか飲み物の中で浮いていたりもします…。

日本でそんなことになっていたら大騒ぎだと思いますが、カンボジアではもうしょうがないですね。こればっかりは。

スプーンにもフォークにもすぐ虫が止まりますし、ご飯にまざっている黒いものはだいたい虫です。虫と言っても小さい蚊やハエのような虫なので、芋虫みたいな気持ち悪いやつではないのでまだ許容できるかなと…本当はしたくないですが…。

そんなの絶対に無理!!!という方は、超高級レストランで毎回食事するしかないですね。カンボジアで虫を避けるというのは至難の業なので、旅行をやめることも検討したほうが良いでしょう。

7. オールドマーケットは食べ物の匂いがきつい

シェムリアップの観光地として有名なオールドマーケット。所狭しとお店が並び、中にはいると迷路のようになっていて結構楽しい場所です。ただし、歩けば必ず「オネェサン、Tシャツヤスイヨ。カッテカッテ」と声をかけられ続けるので、なかなかゆっくり見られるところではないです。

そして、中は風通しがあまりよくないこともあり、独特な匂いがします。特に、食べ物が売っているあたりは本当ににおいがきついです。私の旦那はまだ耐えられていたようですが、私は本当に無理。なんとも言えない鼻をつくにおいに、その場から逃げ出したくなってしまいました。

匂いに敏感な人はご注意を。

8. ティッシュは大量に持っていくべき

シェムリアップで遺跡観光に行く場合、トイレットペーパーがないトイレがけっこうあります。そのため、ポケットティッシュは大量に持っていったほうが良いです。人によっては、周りの草木で花粉症になる人もいるでしょうし、いつもより3倍くらい多めに持っていったほうが良いと思います。

手を洗うための水も出たり出なかったりすることもあるので、できれば除菌効果のあるウェットティッシュもたくさん持っていきましょう。水もどこまできれいなのか本当にわからないですし、水で手を洗うよりも除菌効果のあるウェットティッシュのほうがきれいになるのかもしれません。

9. アンコールワットパスの有効期限に注意

アンコールワット遺跡群やロリュオス遺跡群など、シェムリアップ市街にある遺跡観光をする場合には、アンコールワットパスが必要です。

値段は、1日券が$37、3日券が$62、7日券が$72となっています。でもこのアンコールワットパス、有効期限に気をつけてください。

私は1日目にアンコールワット遺跡、4日目にロリュオス遺跡を観光する予定だったので、7日券じゃないとダメだと思っていましたが、これが間違い。

3日券は1週間のうちに3日使える券、7日券は1ヶ月のうちに7日使える券という意味だったようです。

なので、ほとんどの観光客は3日券で良いはずです!!これは先にちゃんと調べておかずに損した部分なので、皆様はご注意ください(T_T)

10. クレジットカードは意外と使えない

ガイドブックを見たり、ツアーの人に聞いたりすると「シェムリアップでもほとんどクレジットカードで大丈夫だよ」と言われます。じゃあ大丈夫かなと思い、ほとんど換金せずにクレジットカードだけ持っていたのですが、これがもう大変!!

シェムリアップでは、ガイドブックに乗っている観光客向けのレストランでもカードが使えないところも結構あり、支払うときになって焦ることが多々ありました(ちゃんと見ないとだめですね)

クレジットカードが使えるところでも、「$10以上で使える」などの制限付きのところもあります。また、移動手段であるトゥクトゥクも、カードが使えなかったりするので、現金がどんどん飛んでいきます。

しかも、カンボジアでは米ドルとリエル(カンボジアの公定通貨)が両方共使えるのですが、米ドルのほうは硬貨は使えません。なので、だいたい端数は切り捨てられてチップとして取られていきます。また、$10より大きい紙幣も逆にお釣りが用意できないので使えないと言われるので注意が必要です。

お釣りも、米ドルやリエルが混ざり合って返ってきたりするので、お金の計算はどんどん適当になっていきます。リエルしかダメだというところはあまりありませんが、リエルをうまく使わないと、無駄にお金は減っていってしまいます。

クレジットカードが使えるのは、プノンペンなどのもうちょっと栄えた都市なんでしょうね。とりあえず、遺跡系ではクレジットカードはほとんど使えないと思ってください。

ちなみに、何かあったらクレジットカードのキャッシングでなんとかしようと思っていたのですが、楽天カードでキャッシングをしようとしても失敗してお金をおろせませんでした。。。5種類以上のATMで試しましたが、うまく行かず。楽天カード、海外では弱いんですかね。ショック。海外に行くときは、必ず2種類以上のカードを持ち歩くことをおすすめします。

遺跡観光は本当に楽しい

いろいろ大変なことはありましたが、アンコールワット旅行、とっても楽しかったです。遺跡めぐりは初めてでしたが、インディージョーンズの世界に入り込んだみたいで、とっても楽しい!!!

見捨てられた都市、廃れた廃墟、自然の力に飲み込まれていく遺跡。

ロマンですなぁ。。。

雨季は雨も多くて大変ですが、雨季だからこその良さもたくさんありました。緑が一番きれいなのも、この時期だそうです。

なんの知識もないままの旅行でしたが、現地でガイドさんにたくさん歴史を教えてもらいました。ガイドさんいないと、本当になんにもわからないし、つまらないですね、これ。ガイドさん必須です!!

ガイドを頼まないで歩いていると、遺跡にいる人が親切に案内してくれたりもしますが、だいたいチップを要求してくるので注意が必要です。必ず、事前に信頼できるガイドさんを雇って遺跡観光をするようにしてくださいね。

ではでは、この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです(^ ^)

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人手不足なら給料上げろ!地方のほうが給料安いのは当たり前なんて、甘えでしかない

地方都市

地方では人手不足が深刻な問題に

日本の人口減少が大きな問題として注目されてい久しいですが、皆さんの周りではそんな実感はありますか?今のままではあと10年程で、労働力人口が500万人減少すると言われていますが、東京に住んでいると、あんまりそんな感じはしませんよね。

むしろ、ひさびさに東京に行くと、年々人は増えているような感覚がするくらい。 ちょっとくらい人口減少で人が減ったほうがいいんじゃないかと逆に思う。

一方、地方はというとかなり人口減少が問題になってきています。 すでに労働者の平均年齢は高く、会社で働いている人は40代以上がほとんどです。 50,60代の人もたくさんいるため、この人達がいなくなってしまったら会社の半分の人がいなくなるのではないかと心配になるくらい、高齢化が進んでいます。

なんでそんなことになっているかというと、やっぱり若い人が東京に出ていってしまうからですよね。

よく地方はつまらないと聞くけど、地方都市のレベルであればそんなにつまらないこともない。 友達はいるだろうし、買い物する場所も、ちょっと遠出すれば名古屋とか静岡にだってある。一方で、海も山も川も温泉もある浜松は、自然がいっぱいでとっても住みやすかったりします。

それなのに、どうして人がでていくのでしょうか?

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転職したい優秀な人材をつかまえられない

最近は転職ブームみたいになっていて、若い人は躊躇なく転職する時代になりました。 私も、転職した身なので、転職することは悪いことだとは思っていません。 むしろ、会社に見切りをつけたら、早く別の会社に移ったほうが良いと思っている派です。

優秀な人ほど、会社に見切りをつけるのは早いと思います。 そういう優秀な人を取れば、会社の再生にだってつながるのだろうけど、私のいる会社はなかなか優秀な人を捕まえられません。

なぜ優秀な人を捕まえられないのか?

一番の理由は給料が低く、休みが少ないからだと思ってます。

東京の友達に話を聞くと、やっぱり給料はけっこうもらっているようです。 休みも、年間休日120日以上が当たり前だと言っています。

うちの会社はサービス業だからと言い訳をしているのですが、祝日は休みではありません。 管理部門なんて、祝日にでてきても取引先も休みで仕事にならないのに、それでも祝日は出勤日ということで、有給消化させて休ませるという謎の制度をとっています。

そんなんじゃ、今の御時世、優秀な人が取れるわけないですよね。 それに気づかない経営者や管理職は本当にやばいと思う。

優秀な人材は東京にどんどん取られていく

優秀な人材がとれない理由はもうひとつあります。

浜松でも、東京で働いたことのある人と一緒に話をすると、地方のレベルはやばいという話に至ります。 もちろん、優秀な人はいますし、仕事ができる人もいます。 それでも、大多数の人のレベルが低すぎるのも事実です。

まったりと働きたかったり、もう40代すぎで落ち着きたい人には良い環境かもしれませんが、20代・30代のバリバリ働ける優秀な人にとっては、ぬるま湯でしかありません。

結局、最終的にはみんな「東京に帰りたい」「転職して東京に帰ることにした」という同じ結論に至るので驚きますが、「やっぱそうなるよねー」という納得感もあります。

給料を上げるしかないんだからいつまでも甘えるな

給料が低い、休みが少ない、優秀な人材が少ない。これじゃ、絶対優秀な人を取れるわけがありません。 優秀な人がいないところに優秀な人を引き込むには、まずは最低限その人の能力に見合った給料を出すことが必要だと思います。

こういうことを言うと「東京とは家賃とかも違うし、安いのは当たり前だよ」という管理職がいますが、ふざけんなって思います。

東京と地方では、家賃代以外はほとんど相場は変わりません。野菜とかの値段なんて、逆に首都圏のほうが安いところだってあります。 ガソリン代だって、東京とほとんど変わりません。

唯一変わるのは家賃ですが、それだって、東京駅から30分圏内の千葉県や、横浜駅から40分圏内の相模原の方だって、浜松と家賃はほとんど変わらないって知ってますか?

むしろ、地方にいるほうが車が必須になってくるので、車の維持費とかかかってお金がかかるんじゃないかって思うくらい。そういうことを踏まえた上で、ちゃんと給料決めてますか?って言いたい。

実際に優秀な人が入ってきても、結局は会社の賃金テーブルにのせて考えないと他の人が納得しないからといって、できない人と同じ給料しかもらえなくなる。そんなの、絶対優秀な人なんて採用できないでしょ。

むしろ、力のある優秀な人を採用しないと、今の地方の会社なんて廃れていく一方なんだから、ここで投資しないでどうするよって個人的には思います。

「人手不足だからなんとかしなきゃ」というなら、まずは給料あげてください経営者!!

そうじゃないと、優秀な人は東京に出ていくか、起業して自分で会社起こすから絶対自分たちの会社には来てくれないですよ。

locallife.hatenablog.jp

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