東京育ちが地方に住むということ

東京生まれ東京育ちですが、今後は静岡県に住むことになります。東京育ちが地方に住むときに感じたギャップや、働き方などを中心につらつらと書いていきます。

不動産投資の営業マンの働き方がブラックすぎて心配になった

なごやかな打ち合わせの風景

不動産投資が熱いということは、営業マンも忙しいのかな

以前から不動産投資に興味があり、本やネットでいろいろと調べてきました。 貯金もたまってきたし、そろそろ具体的に話をきいてみようかなと思い、ある不動産投資の会社に連絡しました。

実は数年前に一度資料請求をしており、そこから半年に一回くらいのペースで電話がかかってきて現状を聞かれていたのですが、毎回担当の方が違うんです! しかも、2人くらいの担当さんから連絡がかかってくるから謎。

つい先日電話がかかってきて進捗報告したと思ったら、2週間後に別の担当という人から連絡がきて話を聞かせてくれと言われる。 他の担当っていう方に話したので、ちゃんと社内で連携とってくださいとお伝えして、そのときは電話はきりました。

そんなこんなで月日は流れ、不動産投資をやろうと思ったのですが、そもそも担当の連絡先もわからず、そういう時に限って電話もこないので、もう一度資料請求しました。 資料がきて、電話も来たのですが、また新しい人。 じゃあ資料を読んでもらって二日後に電話しますと言われて指定の時間に待ってたのに結局連絡はこず。

そんなとき、別の担当だという方から連絡がきたので、とりあえずお会いしてみることにしました。

ここまでが背景なのですが、そもそもこの時点で社内の統制はとれてなさそうだし、約束守れていないし、やばそうなにおいがしますよね。

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営業マンのホスピタリティは高いけど逆に心配になる

実際会ってみると、以前送られてきた担当の方とかけ離れた見た目の方。おそらくまた変わってるのでしょう。

話を聞く限りでは物件としても良さそうだし、理論も筋が通っている。金額もギリギリいけるかなくらいだったのですが、家に帰ってから改めて資料を確認すると、説明が漏れてる項目もいくつかありました。 小さな小さな字で、出費が1つ書いてあり、それを足すと完全に赤字な計算。おそらく隠したいんでしょうね。 その場でいろいろと質問もしましたが、うまく話をそらしてきたりもする。これは騙される人も多そうという印象。

まあそんな不動産投資の話はおいといて、今回は営業マンの話です。

電話で話していたときも、話をきいた後のフォローのメールでも言われましたが、基本的に問い合わせは24時間365日OKだそうです。 1人の営業マンにですよ?サポートセンターとかじゃなくてですよ? 土日でも深夜でも年末年始でもいつでもいいそうです。

まじか。

打ち合わせの時間を決めるときも、何時まで平気ですかと聞いたら、22時からスタートするお客様もいたり、5時間くらい話をきいていくお客様もいるので、私の好きな時間で良いとのこと。

まじか。

それって、今話題のブラック企業そのままじゃないですか。お客様のためにとやってくれてるのもわかるのですが、過労死するんじゃないのか逆にこっちが心配になってくる。

休ませてあげなよ。 不動産業界とか、儲かるはずなんだから、そんなにがんばらなくても良さそうなのに。

そもそも、担当変わりまくったりするのも、人が辞めていくからじゃないのでしょうか。 私も激務のベンチャーで働いてたときは、中途の人は半年か一年でやめていってました。 きっとここも、そんなかんじなのでしょう。

過労死する前に、ぜひ逃げてほしい。

営業マンのマンパワーに頼りすぎな会社は潰れればいいのに

ブラックベンチャーから地方の会社でのんびり働く生活になったからこそ感じますが、そんなに頑張っても絶対長くは続かないし、健康とか精神とかなにかしらに後遺症が残るから早くやめたほうがいいと思います。

若いうちはがんばるんだ!とかいいますが、いまは70歳まで働く時代ですよ?無理ですって。

仕事が終わらないんだ!とかいいますが、それは上司が無能なだけ。ギリギリいけるかなくらいの仕事量をふれず、残業ありきで仕事をふる上司は無能。さらに上から指示があるのだとしても、部下を守れないそんな上司は無能。そう思います。私もベンチャーのときに友達にそう言われて、そんなことない!ってそのときは思いますが、今は友達が正しかったと感じています。

人口も減っていってるし、消費とかも減っていってるし、人不足とかも言うんだから、いっそ残業させないと生きていけない会社は潰れてしまえばいいと思う。

営業マンをもっといたわって、気持ちよく働けるようにしてあげてください。 じゃないと、こっちが心配になる。本当に。

年末のこの時期にLIFE SHIFTを読んで仕事や人生のプランについて改めて考えてみる

本を読む女性

100年生きる時代の仕事や人生は今までとは全然違ってくる

発売から1ヶ月で11万部を突破としたという、今話題のLIFE SHIFTを読んでみました。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

久しぶりに面白い本でした!人間の寿命(特に先進国)は徐々に伸びており、今後は100歳まで生きるのは当たり前になってくるから、そのつもりで人生プランを考える必要があるという内容です。

ざっくり内容を紹介すると、大きくいくつかのカテゴリにわけられます。 一番興味深かったのは「仕事」についての話。

今までは寿命がそこまで長くもなかったので、学生時代のような教育期、社会人のような仕事期、老後を過ごすような引退期というように3ステージに分かれていても問題ありませんでしたが、100年生きるということはそれなりにお金も必要なので、必然的に仕事をしている時期が長くなるとのこと。でも、今は60歳までしか基本は働く制度が整っていないので、どうにかしないとやばいということでした。現に人口現象で年金制度も破綻してますし、65歳まで働けるようになってきたり、年金受給は70歳からになっていきたりと、どんどん「老後」が遅くなってきています。

寿命が伸びて働く期間が長くなったりすると、週5で8時間勤務を60年くらい続けなきゃいけなくなってきたりもするので、さすがにそれは無理だという話。実際は残業があったり、責任がどんどん重くなってきたりして、人間はそんなに働けないと。ということで、数年仕事から離れて自由に生きるフェーズもでてきて、またエネルギーをチャージしたら仕事にもどるような、マルチステージを生きるようになってくるそうです。

現在は育児休暇とかしか、長期間仕事から離れられる理由はないですが、今後はいわゆる自分探しの旅にでてもまた戻ってこれるような社会になっていくだろうということでした。そうなったら、なんて素敵な世の中になるんだろうと思います! でも一方で、そうなるのはまだまだ先な気もしています。

マルチステージに近い状況は、今で言うとリモートワークなんじゃないかと思うのですが、なかなかリモートワークを受け入れている企業も少ないですよね。結局は、パソコンをいじっているだけだし、会議があればビデオ会議だって無料でできる世の中なんだから、別にオフィスで仕事しなくたって良い職種はたくさんありますよね。それでも、現在はまだまだリモートワークすらも認められていない企業が多いです。 そんな中、エネルギーチャージだからといって一度仕事を離れて、また戻ってこれる保証なんて、今の企業がしてくれるわけないですよね。

でも、LIFE SHIFTを読んでいると、いつかは絶対そんな世の中になっていくんだろうなと感じます。そして、そうなるとして、私はどうすれば良いのか改めて仕事や人生のプランについて考え直す必要がでてきたとも感じています。

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今大事にしたいのは仕事かそれ以外か

今後マルチステージが認められるかはわかりませんが、少なくとも、今の世の中でも「仕事を頑張る時期」と「仕事以外を頑張る時期」があります。それは、結婚だったり、出産だったりで左右されることが多いですよね。

例えば、働いていたけど結婚して仕事をやめるとか、夫の転勤で仕事をやめるとか、出産して仕事をやめるとか。 女性の場合は特にきっかけが多い気がします。

私の主人も海外転勤になる可能性が高いのですが、あと数年で子供を産むことを考えると正直ついていきたくありません。だって、子育てなんて初めてだし、海外の文化もわからないようなところで子育てなんて自信なさすぎ。できれば実家に帰って親のもとで育てたいと思ってしまいます。そうすると、主人とは5年近く遠距離になってしまいますが、代わりに子育てや仕事は問題なくなります。ただし、東京に戻ることになるので、働き続けるなら転職は必須です。でも逆に海外転勤についていくと、主人とは一緒にこどもを育てられますが、親には頼れず、仕事もやめなければなりません。外国語にも自信がないので働けないと思いますし、転勤がおわった後の働き口も探し直す必要があります。

もしこんなときマルチステージの世の中になっていれば、主人の転勤が終わるまでは会社をやめて、転勤が終わったらまたもとの生活に戻るとか、実家で子育てしつつもリモートワークで引き続き今の会社で働くとかもできるのかもしれません。また、マルチステージの世の中になると、基本的に終身雇用の概念はなくなるようなので、転職もしやすいそうです。特に、今の時代は転職は35歳までというイメージがありますが、何歳だろうとステージによってやりたいことが変わるのだから、転職だってしやすくなるとのこと。そんな世の中だったら、主人の転勤や子育てのフェーズによって、気軽に転職ができるのかもしれません。

その時その時で自分が大事にしたいものの状況に応じて働き方を変えられれば、どんなに楽な人生になることでしょうか。 その分、どこでだって生きていけるように自分を鍛えておく必要もあるでしょうが、きちんと戦略的に準備をしておけば、その分好きな人生を歩むことができるようになる社会。世の中の需要としては、だんだんそちらにシフトしてきているはず。あと30年以上かかるのかもしれませんが、おそらく私が死ぬまでにはそんな世の中に変わっているのではないかと感じます。

年末にLIFE SHIFTを読んで、来年の目標をたてるのもあり

100年生きるような人生では、ずっと同じスキルを持ち続けるだけでは途中で限界がくるそうです。 余暇の時間を娯楽ではなくスキルアップに使うことも、大事になってくるとのこと。

私は、ちょうど年末のこの時期は、毎年来年の目標をたてています。 今年の目標は、8割達成といったところでしょうか。

目標は全部達成できなくても良いと思っています。目標をたてる段階で、過去のこと、現在のこと、未来のこと、いろいろ考えます。 普通に生きていると現在の「点」のことしか考えませんが、目標を考える段階では、過去から未来までのイメージが「線」となるはずです。 線がつながると、悪い未来を変えようとしたり、目指す未来に向かったりするための目標ができるはずです。

でも、未来をより正確にイメージするなら、今後の社会がどうなっていくのかも知識としていれておいたほうが確実です。 情報を知っているのと知らないのでは、武器や戦略が全然変わってきます。 そんな目標設定にも、LIFE SHIFTは大きく影響してくるでしょう。

普通に読み物としても面白い本だったので、興味のある方はぜひこの年末にご一読を!

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

同一労働同一賃金を掲げるのはいいけど、非正規の労働者だけじゃなく正社員についても考えてほしい

ビジネス界

同一労働同一賃金が本格的に話題に

最近ニュースでも見かける頻度が多くなりましたね、同一労働同一賃金。

たしかに、バイトやパートだとしても、正社員よりいろんな仕事任されていたりすることも多いですよね。 よく「このパートのおばちゃんがやめちゃうと、この仕事知ってる人が誰もいなくなる」 なんて話も聞きますし。

正社員は終身雇用だし、責任を取ってやめさせられる立場だから一緒になんかできるか!って一昔前には言ってましたが、いまなんて正社員だろうとバイトだろうと終身雇用もないし、責任を取って簡単にやめさせられたりもする時代です。 正社員と非正規の労働者の違いがあいまいになってきてるからこそ、労働の質で賃金をちゃんと決めましょうって話ですかね。

でも、福利厚生とか給料とか全部同じにしたら、そもそも正社員とか非正規の労働者とか、そういうカテゴリもなくなるのでは…? まあ、それはそれでいいのかもしれないですね。違いはシフト制か固定の定時制かとか、そんなふうになりそうな気もします。

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非正規だけじゃなくて、正社員同士でも同一労働同一賃金にしてほしい

今回のこの話題、非正規の労働者についてばかり述べられてますが、正社員についても適用されるのでしょうか?

ベンチャーに勤めてた頃は、それこそ同一労働同一賃金っていうかんじで、年齢に関係なく仕事の質で賃金は変わっていました。 それが転職して地方の企業にくると、まさに年功序列!どんなにがんばってもがんばらなくても給料は変わらない。ましてや、昇進するためには何年以上会社に勤めなきゃいけないなんて年齢制限もある。 隣のおじさんと私がやってる仕事が同じだとしても、きっとおじさんと私の給料は2倍くらい違うのではないか。

同一労働同一賃金にするなら、正社員の年功序列の給与体系についても何かしらのメスをいれてほしいですね。 だって、決められた仕事を淡々とこなしている人より、柔軟に考えながら前例のないことをやろうと各部署を巻き込んでやる仕事の方が絶対給料は高いはず。 コンサル業界の給料は高いのに、社内のコンサル系の仕事をしてる部署の給料は年功序列で年齢に応じた金額しか支払われないっておかしいと思う。

公務員は仕方ないのかもしれないけど、せめて民間企業だけでも、テコ入れをしてくれないかなー。 国が何かしらしない限り、古い企業の人事は絶対に何もしてくれないと思う。

古い企業ほど、若者不足に悩んでたりするのに、それじゃ若者に逃げられても仕方ないと思います。自業自得。

でも、変えたくても、年功序列で多い金額をもらってる人の給料を下げて若い人と同じ給料にすることは人事の力だけじゃ無理ですよね。 それもわかります。 だからこそ、国になにかしらお手伝いをしてほしいなと思います。

同一労働同一賃金を口だけにしないためには?

president.jp

toyokeizai.net

このへんの記事も、おもしろいこといってます。まさにだよなーってかんじ。

本気で変えたいなら、抜本的にいろいろかえなきゃいけないですよね。 おかしいのはわかってる。よくないのはわかってる。でもどうしようもないからふれないでおこうっていうのが今までの日本ですからね。

でもきっと、そろそろ限界。 いつかは腹括らなきゃいけないんだから、今やるしかないですよね。

とはいえ、女性活躍推進法とかも今頑張っていますが、いまひとつずれてるかんじがします。 同一労働同一賃金に関しても、同じようになにかずれていくのではないかとちょっと不安。

根本原因はなんなのか、それを変えることによって本当に変わるのか、そもそもそれより別のことを変えないと意味がないのではないか。 いろいろ考えてほしいです。

私もベンチャーから年功序列の企業に転職して給料ががくっと下がりました。東京から地方に転職したからというだけでなく、どうがんばっても超えられない年功序列の壁が地方企業にはありました。

ぜひここを変えてもらって、私の給料もあげてもらいたいところです。

【保存版】披露宴の見積もりにない費用も全部掲載!結婚式にかかる費用一覧

ご祝儀袋

結婚式には、結婚式場がだしてくる見積もり以外にかかるお金がたくさんある

先日無事結婚式を終えたということで、最終的な収入や支出も確定しました。 見積もりの時点で、お礼だとかお車代だとか、結婚式場がだしてくる見積もり以外にもお金がけっこうかかるというのはわかっていましたが、蓋をあけてみればその部分の支出がけっこう多くて焦りました(^o^;)

とはいえ、実は最初から見積もれないものかと言われると、そういうわけでもないものが多い。 ただ、見積もり方がわからなかっただけで、やり方を知っていればあらかじめ把握できたものばかりだなと思います。

私のまわりでは、私以外にも結婚ラッシュだったりもするので、結婚式が終わるといろいろ相談してくる人が多くなりました。 「貯金はもちろんするつもりだけど、どのくらいかかるのかがわからないから、どのくらい貯金すればいいかもよくわからない。どうやって貯金額を割り出したの?」という質問も多いです。

私の場合は、結婚式場の見積もり書をもとに、スプレッドシートに項目を書き直しました。 そして、見積もり以外に必要になってくるであろう項目を書き足し、それをもとに支出の合計金額をだしました。 招待客のリストをなんとなく書き出し、参加者数を概算でだします。 一人あたり、25,000円くらいのご祝儀をもらえるとして、支出からご祝儀代の残りを算出します。 すると、それがまずはとりあえずの貯蓄目標額になります。

他にも、結婚式の二次会やハネムーンなどでもお金は必要になってくるので、実際の貯金はもっとしたほうが良いのですが、すくなくとも、披露宴の貯金額に関しては、上記のやり方でなんとか計算できます。

問題になってくるのは、「見積もり以外に必要になってくるであろう項目」の部分です。 これがなかなか読めないと、結局大幅に支出が変わってしまうことになります。

そこで、今回はこの部分も含めて、結婚式にかかる費用一覧を作ってみたいと思います!

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結婚式にかかる費用一覧

挙式&式場

  • 挙式費用
  • 式場費用
  • プロジェクター
  • マイク
  • 司会

結婚式場では、よく挙式と披露宴会場をパッケージ料金として見積もりに載せてきます。 それを、そのまま書くと良いでしょう。 レストラン挙式などの場合は、プロジェクターやマイク等が別会計になっている場合もあるので注意が必要です。 ホテルでの結婚式の場合も、司会は別料金の場合があります。 まずは、パッケージになにがどこまで含まれているかをチェックしておきましょう。

料理&飲み物

  • 料理
  • 飲み物
  • ウェディングケーキ
  • 鏡開き

料理は最低料金で記載されていることが多いです。料理の品数を増やしたり、グレードや種類を変えたりする場合、追加費用がかかってきます。 飲み放題にする場合と、一人何杯までという制限にした場合とで、金額が変わります。また、お酒の種類を変えることもできるので、お酒にこだわりがある方は高めに見積もっておきましょう。 ウェディングケーキも、デコレーションをどのくらいするのか、外側だけ本物のレプリカにするのか、全部本物にするのかなどでかなり費用が変わってきますので注意が必要です。 一人何杯飲めるようにするかで、大きさがかわってきます。それにより、金額も段階的に増えていくので、和装の人は予めいれておきましょう。

引出物

  • 引出物
  • 引菓子
  • 縁起物
  • プチギフト

披露宴に出席してくれた人には、引出物&引菓子&縁起物などをお渡しします。 全部で5,000円前後するはずなので、引出物だけではなく、引菓子や縁起物などもいれておきましょう。 プチギフトは退場した後にみんなが帰るときに配るお菓子なので300円程度ですが、人数が多い場合はこちらも入れておいたほうが良いです。

お花

  • メインテーブル装花
  • ゲストテーブル装花
  • ウェディングケーキ装花
  • 贈呈用花束
  • ブーケ
  • ヘッドドレス
  • 会場装花(マイク、ドアなど)

メインテーブルは一番豪華にする必要があります。 最も写真に映る場所ですし、みんなが常に見ているところでもあるので、印象に残りやすい場所でもあります。 ゲストテーブルは、以外とみんなの印象には残らないので少し小さめの飾りだけでも良いのですが、なかなか気持ちが許さず、結局ゲストテーブルも豪華になったりします。 机にキャンドルや、花びらをちらしたりするだけでも、1,000円や2,000円はかるくとんでいくので、ゲストテーブルも気になる人は多めに見積もっておきましょう。 他にも、贈呈用の花束やブーケ、髪に飾るお花なども当たり前ですが費用がかかってきます。ただ、このあたりが抜けやすい!打ち合わせをしている際に、マイクやドアにまで装飾するかをきかれるので、意志が弱いとどんどん追加で費用がかかってくるのでお花は要注意です。

やりたくなる気持ちはすごくわかります。かわいいしきれいですしね。でも、お花は高いので要注意です!

印刷物

  • 招待状
  • メニューカード
  • 席次表
  • 席札
  • 筆耕料

招待状関係は、Webで安いものがいくつもあるので、一度探してみるのが良いでしょう。 宛名書きにこだわらない人は、材料を自分で買ってきて、パソコンで自分で宛名を印刷するのも安上がりです。 ただ、デメリットとしては、紙が安っぽいということです。 人の招待状が安っぽくても何もきにしませんが、せっかくだから…というかんじで、印刷物の質にもこだわったらもう終わりです。

私の場合も、主人が紙質にこだわってしまって、結局ホテルのちゃんとした良い紙で招待状も席次表などもお願いしました。 すると、やっぱり高いんです。倍くらい違います。

あとは、宛名をパソコンで印刷するのは失礼という風習もあるので、基本的に宛名は筆で書くのがおすすめです。 ただ、これもやはりお金がかかるので、気にする人が親族にいないのであれば、自分たちでパソコンで印刷するのが良いと思います。 気にする人がいる場合や、しっかりとした招待状を送りたいという場合には、ホテル等に筆耕をお願いすることもできます。 ここもお金が増える部分ですので、とりあえず筆耕料まで見積もりにいれておくと良いと思います。

衣装

  • 新郎衣装
  • 新婦衣装

パッケージで申し込んでいる場合は、新郎衣装や新婦衣装は基本的にパッケージ料金に含まれています。 新郎の衣装はそれで良いかもしれませんが、新婦の衣装はほぼ100%パッケージ料金から追加料金がかかります。 というのも、パッケージに含まれているのはだいたい20万円のレンタル料ですが、20万円のレンタルドレスって安っぽくてかわいくないものが多いんです。 だいたい25万から30万くらいにはなると思ったほうが良いです。 新郎も、こだわるという場合は5万は多めに見積もっておきましょう。

美容・着付け

  • 着付け
  • お色直し
  • 引き上げ料
  • 結い上げ
  • 綿帽子
  • 和装小物
  • アクセサリー
  • ヘアメイクリハーサル

このあたりもお金がかかるので注意です。 基本的に、お色直しをするたびにここの金額も増えます。 和装の場合は、小物のレンタル料金や綿帽子なんかもかかってくるので、細かいですがお忘れなく。 また、アクセサリーに関しては、こちらもパッケージに含んでいるものが多いのですが、パッケージに含まれているものはイミテーションのものが多く、輝きがおもちゃみたいになります。ティアラやネックレス、イヤリングなど、本物にした場合は10万近くかかってくるので、こちらも15万くらいはプラスで見積もっておいたほうが無難です。 ちなみに、ヘアメイクリハーサルも必ずやると思うのですが、お色直しのときに髪型を変えたいという人は、リハーサル料金も2倍かかります。こちらも、3万近くかかってくるので、何回お色直しをするのかは早めに決めて見積もりを確定させておきましょう。

写真・映像

  • スタジオ写真
  • スナップ写真
  • オープニングムービー
  • プロフィールムービー
  • エンドロール

まず写真に関しては、スタジオでとるきちんとした写真と、式場のいたるところで撮影するスナップ写真があります。 スタジオ写真は、写真の枚数と大きさによって値段がかわります。 親族写真をとるのか、家族写真を両家それぞれでとるのかなど、枚数によってどんどん費用がかかりますが、ここは親族のご意見に左右されるところでもあるので、早めに親に相談し、必要であれば援助ももらいましょう。 親族によっては、焼き増しがほしいということで、焼き増し代がかかってくる場合もあるので、その点も要確認です。

最近は、ムービーは自分で作ったり、友達に作ってもらうことが多いので基本的にはかからないと思いますが、エンドロールに関しては、式の様子をハイライトで記録できるので、記念に注文する人が多いです。 ただ、ムービーって高いんですね。お願いするなら20万から30万は覚悟しましょう。

演出

  • 生演奏
  • サーブする人が歌い始める
  • キャンドルサービス
  • ビール樽をかついでついでまわる
  • ブーケプルズ
  • 光を使った演出

よく生演奏があったり、キャンドルサービスをしていたりする結婚式がありますが、これはけっこうお金がかかります。 弦楽四重奏だけで20万かかったりするそうです。 キャンドルサービスだって、なぜか10万近くします。 自分たちで余興をやる分には問題ないですが、会場に演出をお願いすると金額が高いので、やりたいことがある人は早めに確認しておきましょう。

その他

  • 芳名帳
  • テーブルクロス・ナプキン
  • チェアカバー

テーブルクロスやナプキンは、こだわると金額が上がる場合があります。 ゲストはそこまで見ていないと思うので、ここは気持ちをぐっと我慢して、最低金額のものを選択することをおすすめします。 ホテルの場合はチェアカバーも、必要となってくるところが多いのですが、チェアカバーも、形やデザインが以外といろいろあり、こだわると一人あたりの単価が増える場合があります。 でもこれも、ゲストは注目していない部分だと思うので、ぐっと我慢しましょう。

見積もり以外の費用

  • お礼
    • お車代
    • 挨拶お礼
    • 余興お礼
    • 受付お礼
  • 宿泊
    • 宿泊代
  • 衣装
    • モーニング
    • 留袖
  • 飾り
    • ウェルカムボード
    • ブーケ押し花
  • ドレス
    • ドレスレンタル保険
    • ドレスクリーニング代

まず、遠方からいらっしゃる方の人数を把握しましょう。それぞれ距離によっていくらまで負担するかも早めに決め、お車代を割り出します。挨拶も、上司挨拶や乾杯のあいさつなどでお言葉をいただくので、その分を見込んでおきます。 余興をやってくれたりする友達や受付の方にも、お礼を用意しておきましょう。

自分たちも遠方の場合は、前泊や当日の宿泊が必要になってきます。 その分も、あらかじめ費用にいれておきましょう。

家族の衣装についても、こちらで用意する必要があるかもしれません。 家族が負担してくれるのか、自分たちで負担するのかもチェックです。

ウェルカムボードも、きちんとしたものを頼むと2万以上したりします。 時間がある人は、百均で道具を用意し、自分たちで作りましょう。 会場によっては、当日のブーケを押し花にしてくれるところもあるようです。思い出ということで注文する人が多いですが、こちらも7万近くかかるので、欲しい人は早めに見積もりにいれましょう。

また、会場によってはドレスに保険を付ける必要があるところもあるので、こちらは確認しておいてください。 持ち込みの場合も、クリーニングには1,2万円くらいはかかるので、その費用もわすれずに。

親からの援助をいくら貰えるかも早めに確認を

金額は会場によって単価が異なるので今回は記載していませんが、項目はそんなに違うことはないと思います。 自分たちがやっていないものについても、出来る限り記載しているつもりです。

それぞれ、式場に単価を確認し、招待客の人数を確定させることで、Excelやスプレッドシートで表にしてみてください。 それだけで、ほぼ正確な金額が割り出せます。 貯金額を割り出す際には、プラス10万程度予備費も用意しておくことを忘れずに。

ご祝儀の金額も決まっていないので、ご祝儀代に頼るのは避けたいところ。 とは言え、これだけの支出を自分たちの貯蓄だけでどうにかするのも難しい。 そこで頼りになるのが親です。 いくらまで援助してもらえるのか、両家の親に確認をしてみてください。 聞きづらい内容ではあると思いますが、親もわかっているはず。 むしろ、それがないと自分たちだけでは厳しかったりもします。

結婚式は長い結婚生活のスタートラインでしかないので、ここで貯金を使い果たさないよう、ぜひしっかり計算して、無理のない計画をたててください。

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お金がないから結婚できないという意見に対する違和感

結婚指輪でプロポーズ

自分が結婚してみて思うけど、お金と結婚は関係なくないか?

20代後半になると、まわりの友達も結婚ラッシュですね。 世間では未婚率が高いとか晩婚化とかいうけど、自分の周りに限ってみると、そうでもないようなという印象。

そもそも、晩婚化や生涯未婚率の増加の原因としては女性も仕事をし始めたからだとか、平均寿命が延びたからだとかいろいろ言いますが、「お金がないから」という説も有力なようですね。 若者になぜ結婚しないのかを聞くと、お金がかかるからという回答が多いそうです。

確かにデートするのもお金がかかりまよね。結婚式もお金かかりますよね。わかります。

でも、「結婚」はそんなにお金がかかるものとは思わないです。 だからこそ、最近の結婚しない理由をきいたアンケートには、違和感を感じます。

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お金がかかるのは「結婚」ではなく、自分やまわりの欲望

結婚式、高いですよね。 こだわればこだわるほど、高くなります。 でも、高いかどうかはその人たち次第でもあります。

確かに結婚式あげるならお金はかかるけど、最近は親族だけで済ませたり、フォト婚にして安く済ませたりもできます。 最近は会費制の結婚式も徐々に増えてきてるし、式自体はそもそもやらなくてもいいので、お金がかかるとは言い切れません。

結婚したら一緒に住むから引っ越し代がかかるもいう意見もありますね。 たしかに、飛行機を使うレベルであれば引っ越しは多少高額になると思いますが、意外と家に眠っているものが使えたり、1人暮らしをしていればそれをそのまま使うだけなので、特に新しい家具もいらなかったりします。

給料が安いから養えない!そんな話も聞きますね。 でも、独身の時はそれぞれで稼いでるはず。 結婚しても、別にそのまま働けばいいじゃないかと思います。 年収300万円だって、2人合わせれば年収600万円ですよ?十分じゃないですか?

そんなことを言っても、実際私も結婚関連でものすごくお金がかかりました。 その原因は、こだわりと、対外的な儀式と、見栄。

新しい生活が始まるんだし、こういう家具がほしい!

結婚式は好きな友達を呼んで、おいしいごはんとお酒で楽しみたい!

結納もしなきゃ!結婚内祝いを返さなきゃ!

そうやって、こだわったり見栄を張ったりするとお金がかかるのです。自分たちがこだわらなくても、親族がこだわったりすると対外的な儀式としていろいろかかってきたりもします。

結局は、そういう意見に流される人が多いから、結婚はお金がかかるのイメージだけが先行するのではないでしょうか?

紙一枚で結婚はできる

会社を立ち上げたりするのも大変そうですが、手続きとしては紙一枚で起業できるそうです。

結婚も同じ。結婚に関連するもろもろを行えばお金がかかりますが、結婚の手続きに必要なのは婚姻届一枚のみ。

本人や相手、まわりの理解があればお金なんてかからないはずです。

お金がないから結婚しないと言ってる人は、自分やまわりの欲望を抑えられないだけ。本当に結婚したいと思えば、お金のあるなしに関わらず結婚はします。 むしろ、どうすれば結婚できるか考えるようになるはず。

結局は、若者はお金がないから結婚しないんじゃなくて、結婚してもいいと思える相手に出会えていなかったり、結婚よりも興味のあるものが世の中に増えてきただけなんだと思います。

素直に言えばいいのに、と思う今日この頃。

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