本当に想定済み?見逃しがちな披露宴費用ベスト3!
経験者が語る、結婚式の見積もりの現状
結婚式場を見る前に、大体の人はネットで予算について調べますよね。 このくらいの人数だとこんなもんかなーと目安を知った上で、いざ会場へ! そこで提示される金額も、ネットの情報と大体一緒だし、ここに決めた!となる人は多いと思います。
しかし、そこには思わぬ罠が潜んでいます。 結婚式場がだしてくる初回の見積もりは、ほとんど当てになりません。100万円単位でずれてきます。
そんなの、ネットでもよく話題に上がってるし、知ってるよ!初回の見積もりに入っていない項目をきちんと確認しておけばいいんでしょ!
そう思いますよね。 例に漏れず、私もそう思ってました。
ドレスが含まれてるパッケージでも、プラン内に含まれてるのは最低金額のドレス代。プラスで5-10万はいくはず。
装花も、ゲストテーブルなんかはだいたい最低レベルの設定になってるから絶対上がってくるよね。ワンランク上のやつにしておこう。
飲み物も、みんなお酒好きなだし、飲み放題に設定しておこう。
そんなかんじで、一般的に想定される値上げ部分はいれていました。それなのに、蓋を開けてみれば初回の見積もりから結局かなり上乗せされた見積もりになってしまいました…。
そこで、今回は自分の経験をふまえて、見逃しがちな結婚式の費用について書いていきます。
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見逃しがちな費用ベスト3!
第3位 料理やお酒の種類
私は今まで、披露宴だけでも10回以上参加したことがあります。 親戚の結婚式や、先輩の結婚式によんでいただいて、最初は感動していた結婚式も、気づいたら「ああ、またか」と演出に飽きている自分がいました。
そんな披露宴での楽しみというと、ズバリ料理とお酒! 20代の私ですら結婚式に飽きてきているというのに、年上の方々が飽きていないわけがないですよね。 親戚に聞いてみても、会場の豪華さとか、演出なんて興味がないといいます。 興味があるのは、食器類と、料理とお酒だそうです。
そんな話を聞いてしまったこともあり、料理とお酒にはとことんこだわりました。 とはいえ、皇室の方々に料理をだしていたようなシェフが働いているとのことで、料理は文句なしにおいしかったです。
問題はお酒。
飲み放題にした時点で金額もあがりましたが、一緒にグレードもあがりました。 その見積もりをもらっていたので大丈夫だと思っていたのですが、いざ試飲させてみるとワインが微妙。
披露宴の料理は洋食にしていたので、ビールや日本酒よりも、重要なのはワインでした。 他のお酒もそうですが、ワインも、好みが別れるお酒です。 試飲してみると、プランにはいっていたお酒は、あんまり好きじゃない味でした。
友達と飲みに行った経験から、友達のお酒の好みもだいたい把握してます。 自分と好みが似ている人も多かったので、これはあんまり好きじゃないだろうなという印象でした。 とすると、ワインを変更しなければいけません。
そして、さらに上のグレードのものなら用意できるとのことで試飲させてもらったところ、断然美味しい。 ただ、白ワインを変えて、赤ワインも変えるとなると、もちろん費用はあがります。 でも、料理やお酒にこだわりたいと、一番重視していたところだったので譲れません。
結局、800円×人数分の費用が上乗せされました。 まさかプラン外のお酒を選ぶとは自分でも思ってもいませんでしたが、あとで親族に聞いてみると、結局みんなプラン外のお酒にして費用がかかっていたそうです。 お酒や料理にこだわる人は、特に多めに見積もっておいたほうが無難です。
第2位 アクセサリー代
これは完全に調査不足でした!
ウェディングドレスが一定金額はいったパッケージプランのお見積だったのですが、よくネットではドレスは絶対に予算内におさまらないから、5万〜10万は多めにみておけと言われます。 なので、そちらの金額は見積もっていたんです。 でも、まさかアクセサリーがこんなに高額な費用がかかるとは思っていなかったんです。
まず、ウェディングドレスを試着します。 何回か試着してこのドレスにすると決めた後、次はアクセサリーを決めようという話になりました。 試着をしているときも、雰囲気をだすためにアクセサリーを毎回つけていたのですが、キラキラキラキラしていたので、逆におもちゃのようなものかと思っていました。 ところが、いざアクセサリーを決める話になったときに「今つけているのは10万のティアラですよ」とさらっと言われるんです!
私「これ、パッケージプランに含まれてるんですよね?」
衣装係さん「パッケージプランに含まれているのはイミテーションで、こちらは本物になるので別途レンタル料金がかかります^^」
さらっと! さらっと言うのです!
ちなみに、ティアラとイヤリングとネックレスであわせると15万円の追加になるとか。 そんなの聞いてなかったので、一旦パッケージプラン内のアクセサリーを見せていただくことにしました。
ここがいやらしいですよね。 ずっと本物の輝きを見てきたので、いざイミテーションをみてみると、輝きが全然違うんです。 今までは本物をおもちゃと思っていましたが、いざイミテーションを見ると、それこそおもちゃに見えてきます。
写真をとったり、みんなが注目するんだから、そこはケチらないほうが良いとの親の意見もあり、結局本物を選びました。 ここでも予想外の出費です。
ドレスはみんな知っていると思いますが、アクセサリーも意外と盲点ですよ!
第1位 写真やムービー費用
こちらも予想外。
ムービーはエンドロールをつけておいてくださいとか、写真はだいたいこの枚数にしてくださいと、初回の見積もりに入れていました。 でも実際に話を聞くと、本当に予想外にこちらも費用がかさんできました。
まずムービーは、エンドロールの種類がいくつかあったんです。 挙式だけのもの、挙式とお色直しまでのもの、披露宴の最後までのものと、大きく分けて3種類ありました。 見積もりではお色直しまでのものを入れていました。 それ以上は編集しなきゃいけないから、最後まで撮れるなんて思わなかったんです。
でも、その会場では、披露宴の最後まで撮ることができ、かつ、エンドロールとしても流せるということだったので、そちらに変更したんです。挙式は和装で、お色直しはウェディングドレスでと思っていたので、両方の映像がほしいと思ったら、必然的にそうなってしまったのです。
これでも5万円以上はあがりました。
そして写真。 こちらはほぼいらないと思っていたのに、両家の親に話をきくと、家族でとりたいだの、親族にいとこはいれたくないだの、いろんな思惑があり、いざこざが発生してしまいました。 そこで、最終的に両家の折衷案を取り、いろんな組み合わせで写真をとることになったのです。 もちろん、その分費用がかかります。
でも、両家の縁の始まりの結婚式でいざこざするのも結局めんどくさくて後々大変だということで、お金をかけて解決することにしました。
これはうちだけの話かもしれませんが、結婚式は両家のお話でもあり、それぞれの親族との付き合い方も異なるので、問題が生じてこんなふうに思わぬ出費につながる可能性もあります。 お気をつけください。
お金は貯められるだけ貯めておくべし!
他にも、お金がおもったよりかかったものはいくつかあります。 でも、どんなに費用を見積もっても、結局は目安にしかならないんだなと思いました。
私も、スプレッドシートできっちり見積もりを管理していました。 お車代とか、お礼代とか、式場の見積もりに入らないものも予算をたてて管理していました。
それをもとに貯金しなきゃいけない金額を設定し、ひたすらそれに向けて貯金をするのですが、何かを決めるたびに費用があがり、そのたびに貯める金額が増え、もうストレスが溜まってくるような状況でした。 結局、当初の予定よりは100万円も多くためたのですが、それでも足りなくなるくらいのギリギリな状況でした。
結婚する予定のある人も、ない人も、心の平穏を保つためにも、できるだけ早く、できるだけ多く貯めることをおすすめします。 1万円でも多くためることで、人生の節目となる結婚式を、落ち着いた心でむかえられるのではないかと思います。
この不景気な世の中、結婚式をするのも本当に現実的に厳しいと思いますが、それでも、見栄や理想があるので、諦めたくな部分もあります。 幸せな結婚式にするためにも、ぜひ少しでも、余分にかかる費用を見逃さないように、いろいろと調べてみてくださいね!
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